はじめての家づくりで考えたこと~小林住宅 W断熱~

2017年11月、小林住宅のW断熱の家を新築。建築時から現在の生活まで思いつくまま気ままに書き綴ります。

Ua値0.41 C値0.27 太陽光発電とエネファームのW発電 ZEH住宅 外断熱(内基礎断熱)と吹き付け断熱の内外W断熱  
タームガードとエコボロンのW防蟻 在来工法耐震等級3 第1種換気システム「澄家」 

家の費用負担と人生設計④ ~家のメンテナンス(後編)~

こんにちは nao2です。





 前回 ↓ の続きになります。





屋根や壁のメンテナンスについては、メーカーによると築15年後となっているようですが...








「じゃあ、最初からタイル張りにしてメンテナンス周期を延ばせばいいんちゃうの??」ということも当時は考えたんです。





タイル張りは営業さんからアップ料金で200万以上と言われていたので、けっこう高いな~と思いながらも、高級感があってとても好みだったんです。





また一方で、タイルはサイディングと比べて重量があるということで、外断熱工法にはややデメリットなのかな??とも考えていて迷いましたね(笑)





最終的には断熱性能や発電設備と同じように、トータルコストで考えて決めることにしたんです。





我が家の屋根と外壁のメンテナンスについて考えた結論


まず私の感覚は「15年でほんまにメンテナンスせなあかんレベルまで劣化してるん??」という疑問があったんです。




もしかしたら楽観的で甘い考えかもしれませんが、実際に20年以上住まわれている職場の上司や同僚の家の状況を聞いたり、他にも築20年以上経過してるであろう家を実際に見ても「まだ大丈夫やん!!」という感じです。




まぁメーカーの立場だとメンテナンスサイクルは慎重に設定するだろうということで15年なのかな??と想像しているのですが、20年住んでいる人でも家の屋根や壁のメンテナンスをした人はほんの一握りしか居ないんですよ。




そんな状況で15年でやっている人なんてまず皆無ですね。




30~40代で家を建てて15年なら、家の事よりも子どもの教育費や将来の学費を貯めるなど一番お金がかかる時期。




特に家に不具合もないのに多額のお金をかけてまで15年でメンテナンスなんてしないと思うんです。




メンテナンスコストで最大のコスパを追求するなら「不具合が出る寸前でメンテナンスを行ってメンテナンス周期を延ばすこと」だと個人的には考えています。




立地条件や日当たりによる紫外線によって外壁や壁の劣化度合いも変わるとは思いますが、我が家では現実的な周期として20~25年あたりを目途にメンテナンスを想定することにしたんです。




そこで考えたんです。。。




25年後が1回目のメンテナンスなら、2回目のメンテナンスは50年後で ... 





私と妻の寿命から換算するとたぶん2回目のメンテナンスを迎えるころには私たち夫婦はあの世に居る...???





もしかしてメンテナンスが1回だけで済むんちゃうの??!!





残りの人生で1回のメンテナンスで済むのなら、外壁のメンテナンスは125万円と、同じタイミングで屋根のメンテナンスもやってしまえば足場代の35万円は浮いて屋根と壁のトータルで200万円??




タイル張りなら初期費用が200万円アップしたとしても、同じ25年後にはタイル目地部分や屋根のメンテナンスで費用がかかると考えると...





1回のメンテナンスを想定するなら、タイル張りよりもサイディングの方がコスパがいいいんちゃうの??という結論となりました。






でも一つだけ注意しなければないと思うところは、、、




「20年が過ぎた頃からは、特に注意して壁や屋根の劣化具合を定期的に目視で確認すること!!」




家の耐久性を損ねないためには、屋根や壁の不具合によって雨水が壁内に侵入する前にメンテナンスをしたいところなのでそこには気を付けたいと思っています。




「でも万一雨水が侵入したら??」




こうなってしまった場合、一般の住宅は完全にアウトですが、我が家ではアウトではなんですよ!!




発見に少々遅れたとしてもまだ間に合うんですよ!!





「小林住宅は外断熱工法なので、もしも屋根や壁から雨水が侵入したとしても、そこには外断熱材が水を弾いてブロックするので躯体を守ることができるんですよ!!」





ここでも思わぬ外断熱の恩恵があるのはありがたいです!!






今日も読んでくださりありがとうございました。

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