小林住宅の展示場に行ってきました①
こんにちは nao2です。
半年くらい前だったと思いますが、小林住宅の展示場がリニューアルしたと営業のSさんから聞いたんです。
既に家は完成して新居で暮らしていたのですが「どんなんか見てみたい!!」ということで妻と見学に行ったんですよ。
まだこのことを記事にしていないことを思い出したので記事にしたいと思います。
小林住宅の展示場はどこに??
小林住宅の展示場は全て大阪府内にあるんです。
なんば・中百舌鳥(なかもず)・千里の住宅展示場の3か所です。
つい最近まで兵庫県西宮市にも展示場があったのですが、西宮の展示場自体が間もなく閉鎖されるそうで、早々に小林住宅は撤退しました。
で、千里にはなんと2棟も展示場があるんですが、そのうちの1棟が最近にリニューアルされたということなんです。
せっかくなので、2棟どちらも紹介したいと思います。
小林住宅の営業のSさん、設計のNさん、監督のSさん、そしてICのKさんにはとてもお世話になったので、簡単な解説を付け加えながら紹介をしてみたいと思います(笑)
千里住宅公園の第1展示場
こちらが第1展示場で、以前からある古い方の展示場です。
外観です。
小林住宅の最大の特徴は「外断熱と内断熱のダブル断熱」
外断熱工法とダブル断熱によって快適な温熱環境が実現できます。
もし、各社の展示場を訪れる機会あれば、展示場の脇にあるエアコン室外機が何台設置されているか確認してみてください。
展示場内を快適にするためにエアコンがどれくらい設置されているのかがわかり、そのHMの気密性能・断熱性能の一つの目安になります。
ちなみに「小林住宅の断熱性能はどれくらいなん??」ということですが...
例えば我が家の場合、断熱性能を表す数値であるUA値が0.41、家にどれくらいの隙間があるかを表す数値であるC値が0.27となっています。
性能としてはHEAT20G2レベルでもちろんZEH認定も受けているので、間違いなく「高気密・高断熱住宅」には入ると思います。
しかし世の中にはまだまだ上の性能を兼ね備えた家がたくさんあることから
あえて高気密高断熱の家の括りの中で言うなら「中の中くらいのレベル」、一般的な住宅の中で言うなら「かなり高性能な家」くらいかな?と個人的にはそれくらいに思っています。
一定以上の性能を求めていくとそれに伴う予算は一気に跳ね上がるので、どこまでの性能を求めるのかというところですね。
リビングの様子です。
吹き抜けの3連窓ってカッコいいですよね
我が家では、サッシ部分の面積をできるだけ減らして性能を上げたいと考えたので1枚窓にしました。
床材のサンプルです。
我が家のときはWOODONEとノダから選ぶことができましたが、今は品番等が少し変更されているようです。
ちなみにですが、、、小林住宅は展示場以外に独自のショールームがあります。
小林住宅が標準採用している各メーカーの設備や建材、、、フローリング・キッチン・バスルーム・トイレ・外壁などなど...が集結していてます。
ワンストップで各社の設備や建材などを直接見ることができるのでとても効率的です。
小林住宅に興味を持たれた方はそちらの見学もお勧めです。
こんなふうに展示場内には小林住宅の特徴やウリとするところがたくさん紹介されており、これはマーベックス社の第1種換気システム「澄家」の説明です。
冷暖房を使って快適な温熱環境を保つために、高気密・高断熱住宅は基本的には窓を開けずに機械による24時間換気が必須となります。
さらに「澄家」は換気だけでなく、同時に熱交換も行うことができるので、屋内から屋外への熱損失を減らし、さらに快適が増しつつ省エネも実現できるんです。
窓を開けて換気をしないのは何となくマイナスなイメージに聞こえますが、換気システムはフィルターを通してクリーンな空気を供給できるメリットもあります。
他にも、換気システムは床下から居室まで空気の流れを意図的に作ることができるので、確実で効率的な換気が可能となることでむしろメリットだという見方もできます。
しかし、いいことばかりではなくそれなりのデメリットもあって、月額数百円の電気代、フィルター掃除などのメンテナンス、機械なのでいつかは壊れるリスクということは伝えておきたいですね。
計画換気による空気の流れは床下湿度の滞留防止をはじめ、各居室間の温度差を解消してヒートショックを防ぐなど、健康で快適な暮らしのためにはとても大事な要素となり、これこそ最大のメリットだと思いますね。
ダブル断熱の内側の断熱材の様子です。
向かって左側は外断熱材だけの様子、真ん中は吹き付け断熱、右はグラスウール。
断熱性能は断熱材自体の性能と厚みの熱抵抗値で決まるので、左よりも真ん中か右の方が断熱性能は上がります。
気密性能についてはグラスウールよりも吹き付けの方が性能が出しやすく、部分的なムラにもなりにくいようです。
ダブル断熱のサンプルです。
内断熱の左側が吹き付け断熱、右側がグラスウールです。
実演されているように、グラスウールは経年によって断熱材がズレてくることもあるようなので、きちんとした施工が必要だそうです。
ここでもう一つ注目しておきたいのは外断熱材。
実はこの断熱材、断熱性能の向上と同じくらいもう一つとても重要な役割があるんです。
外断熱は「断熱材を外側から覆うことで外環境が影響する湿度や結露から躯体の劣化を防ぐ」という大きな役割も担っているんですよ。
耐震性能を考える上でとても重要なポイントは「いつまでもその性能を保ち続けることができるのか??」ということなんです!!
劣化しにくい家をしっかりと考慮しているHMを選びたいですね。
長くなったので、第2展示場はまたの機会に紹介したいと思います。
今日も読んでくださりありがとうございました。