軒と縦滑り窓について
こんにちは nao2です。
暑さも少し和らぎ、朝晩は過ごしやすくなってきましたね。
我が家では先週あたりから、エアコン2台の24時間連続稼働を解除して、暑いと感じる時だけの間欠運転へと移行しました。
さらに季節が進んで冬を迎えるまでの期間は、窓を開閉しながら室温を調整したりもするんですよ。。。
ということで今回は、これから家づくりをお考えの方に「縦滑り窓」について、知っておいてほしいことを書きたいと思います。
と言いながら、、、私も住み始めて気が付いたことなんですが。。。
まずはこちらの縦滑り窓
南側の窓なんですが、軒できっちりと日射遮蔽ができていますね。
こちらは西側の窓
西側は公園なのですが、軒はないんです。
境界ぎりぎきまでの建築だったので軒を付けることができずに断念したんです。
さてここで本題ですが、これらの画像を見て何が言いたいのかわかりますか???
正解は「雨の日の窓の事」なんです。。。
窓を開けているときに雨が降っても、軒があれば窓は雨に濡れません。
軒がないと、縦滑り窓は窓の内側も外側も全てが濡れてしまいます。
数ある窓の種類の中で、窓の両面がいとも簡単に濡れてしまうのは縦滑り窓だけです。
室内側の窓が濡れてしまうのはちょっと気になりませんか???
濡れたら拭けばいいだけの事ですが、それもちょっとめんどくさいですよね。
在宅時なら雨が降りそうになれば閉めてしまえばいいだけですが、いつもそのタイミングになるとは限らないですよね。
不在時に開けていた2Fの窓や、在宅時でも寝ているときに雨が降ったら窓はびしょびしょになってしまいますよね。
さらにもう一つ、、、
「縦滑り窓は気密性に優れ、窓面で風をキャッチしやすい窓」と言われています。
「風をキャッチしやすい窓」の裏を返すと、風があるときに雨が降った場合、風と共に雨水を室内へと呼び込みやすくなってしまうんですよ。
引き違い窓や横滑り窓ならこれらの問題はあまり考えなくてもいいですが「縦滑り窓」に関してだけは「気密性の確保や風を取り込みやすい長所の代わりに、こういった欠点があることも考慮しておいた方がいい」と思っています。
できるなら「縦滑り窓」を採用するなら軒や庇を付けておいた方がいいと思います。
実際に住んでみると、軒は日射遮蔽だけでなく雨対策にもとても役にたっているな~と実感しますね。。。
今日も読んでくださりありがとうございました。