床下エアコンへの道 ~体感で快適性の違いはわかるものなのか?~
こんにちは nao2です。
前回の「2回目の打ち合わせの続き」を書きたいと思います。
今回の内容は、床下エアコンが居室をどういうイメージで快適にしてくれるかという疑問です。
具体的には「床下エアコンによってガラリから出る温風と、床下エアコンによって暖められた床からの輻射熱とを比べると、どちらがどれくらいの割合で居室内を暖めているのか」という疑問。。。
これを整理して考えてみると「暖める」とは「熱を出す」という理屈になるので、、、床下エアコンから吹き出す熱量100に対し、一部は基礎外や地中で熱損失で失われるものの、ほとんどの暖気がガラリと床からの輻射熱へと分かれて出ているわけで、、、
「じゃあ、いったいガラリから出ている熱量と床からの輻射熱はどれくらいの割合で居室内に出ているのか??」と置き換えて考えることができると思います。
ただ、この計算は私では手に負えないのでマーベックス専務さんに質問してみたのですが、専務さんも同様、、、「計算するのはなかなか難しいな~」という回答。
前回のブログでも書いたとおり、善意で我が家の床下エアコンを計画してくださっている専務さんにできるだけ余計な負担はかけたくないので、そこで別の質問をしてることにしました。
「専務さんが日々、床下エアコンの家で暮らしていて、ガラリから出る暖気と床からの暖かさのどちらが部屋の室温に影響しているのか体感でもわかるんですか??」
これに対し専務さんは、、、
「窓際にあるガラリのおかげで室温が下がりがちな窓際はむしろ暖かく感じるし、床からも足の裏で暖かいという体感がはっきりと感じ取れるので、比率まではわからないけどはっきりと両方が作用して居室を暖めている感覚はあるなー」という回答。
残念ながらデータはありませんが、、、専務さんの体感を聞くことで何となくイメージできた感じがします。
と言うのも、一度だけですが専務さんの家で床下エアコンを体感したこともあるので、今と比べるとかなりいい感じになるんじゃないかと。。。
そして専務さんは私に畳みかけるように、、、
「やっぱり床下エアコンはすごく快適で、個人的にもホントにやって良かったと思っている!!」
と仰っていました!!
床下エアコンの快適性について専務さんから聞いたお話と、これまで自分で調べた事を整理してみると・・・
我が家の窓「サーモスⅡーH」であっても、その窓下に設置したガラリからの暖気によって窓際が暖かくなり、さらにその暖気は部屋の中心部へと向かって広がっていくことによる快適性。。。
部屋の外周部は外気に接しているため、例えどんなに高性能な窓であっても、どうしても部屋の中心部より室温は下がります。
実際、専務さんの家のエクセルシャノン製の窓でも床下エアコンの効果をはっきりと感じると仰ってましたのでそこは間違いなさそうです。
つまり、一番のポイントは体感温度であり、、、
体感温度=(外周と接する窓際の温度+室温)÷2
とあるように、、、
床下エアコンは家の外周部である窓際にガラリを付けることで、同じ室温でも体感温度を上げるということになる訳ですね。
それにプラスして、床下エアコンで暖められた床からの輻射熱と、床から直に足の裏へと伝わる暖かさはこの上ない多幸感であり、これも同じく体感温度を上げてくれます。まさに頭寒足熱。
一説によると、足元の温度が24℃で頭部の温度22℃というように、足元の温度が室温よりも若干高いのが最も快適だと体感できるとか。。。
あと、これは専務さんが仰ってたのは「床下エアコンは気流感がないのもとても快適」だと。。。そう言われてみると、確かに同じ温風でも温度が低めの温風はちょっと寒いと感じる事ってありますよね。
長くなりますが、まだまだ2回目の打ち合わせの内容が続きます。
次回はガラリの大きさについて書きたいと思います。
今日も読んでくださりありがとうございました。