旧家から家づくりについて考えたこと⑥~リビング編~
こんにちは nao2です。
旧家での暮らしで感じていた不便さや課題を原点に考えてきた我が家の家づくり。
今回はシリーズ6回目で「リビング編」について書きたいと思います。
まずは、旧家のリビングです
和室と洋室を合わせて14畳くらいあります。引き戸を外して全体でリビングとして使っていました。
ダイニングキッチンは別部屋なのでLDKではありません。
リビングに畳の場所があると寝転がったりもしやすく、とても心地よかったです。
↓ 洋室側です
新居よりも日当たりは劣りますが、南窓からそこそこ日は入ってきます。
課題だと思っていたのは、ソファー後ろの東側の窓です。
もっと窓を高い位置に付けて、カーテンなしで外からの明かりを入れたいと思っていました。
さらに、この部屋には収納が全くなく、物の行き場がなく散らかりやすかったんです。
これが私の最大のストレスだったんです!!
タンスやローボードを置いて収納場所を確保していたのですが、どうもごちゃごちゃしていたんです。(画像は家具類を処分した後なのですっきりしてしまってますが・・・)
リビングの収納は画像のとおり和室側にある、この押し入れだけです。
襖で隠れた部分は階段で天井が下がっているのであまりたくさん収納できないです。
床の間はありますが、残念なことに物置きとなっていました(笑)
つまり、旧家のリビングは圧倒的に収納が足りてなかったんです!!
このことで強く感じたことなのですが、、、
我が家の旧家のように、中古住宅を購入して住むということは・・・
「住む人が家の間取りに合わせて暮らす」ということになるのですが・・・
我が家は「間取りに全く合わずに暮らしていた」ということに。。。
では、新居のリビングスペースです
吹き抜け上部の窓から家の中を覗かれることはありません。
また、ソファー上の東窓からも家の中を覗かれることはありません。
画像のように、昼間はこれらをオープンにして採光や日射取得が十分にできます。
このように、東窓は私の身長よりも高いので外から覗かれることはありません。
気密性を考慮してFIX窓です。
リビングから見たダイニング側の画像です。
旧家で暮らしていた時、いつも何が散らかっていたのかを分類したんです。
散らかっていたものの多くは家族それぞれの持ち物、つまりそれぞれの小物だったり郵便物や書類、教科書などがほとんどだったんです。
画像にある4枚扉の収納は我が家では「セルフ」と呼んでいるのですが、、、
この「セルフ」の収納を4分割して、家族それぞれが自分専用のスペースとして自由に使うロッカーの役割を持たせたんです。
これで、家族のそれぞれの持ち物は全て収納できるようになり、リビングが散らかることはなくなりました。
エアコンの下にも収納があります。
ここも、旧家のリビングで散らかっていたものを収納していますが、文房具や書類、救急箱など、家族全員で共有して使う物を収納しています。
あと、旧家で散らかっていたのは衣類ですが
これは、玄関付近にコートクローゼットを造り、そこにコート類や制服などを保管するようにしたんです。
これでようやく「我が家の生活スタイルに合った間取り」で暮らすことができるようになりました。
旧家での生活でいろいろな不満点や不快なことが長年かけて蓄積していたことで、、、
だからこそ、新居の家づくりには本気になれたのだと思います!!
特に耐震性能と断熱性能と収納を含めた間取りには、ものすごく強いこだわりがあったんです!!
注文住宅は建売住宅よりもかなり割高になるというデメリットはありますが、それでも性能や間取りは自分のこだわりや生活スタイルに合わせたものを実現させたいという思いが強かったからこそ、我が家は注文住宅での家づくりを決意したんです。
最後に一つだけあきらめたことが・・・
それは「小上がりの和室」です。
ほんとはリビングに「小上がりの和室」が欲しかったんです。
ゴロリと横にもなれるし落ち着くじゃないですか~
リビングと和室の一体感が醸し出されるほどリビング全体の広さがあるのか??という疑問と想像を繰り返して悩みに悩んだ結果・・・
諦めました!!
こだわりが強くても、諦めるところは諦めないと先へ進めないですから(笑)
今日も読んでくださりありがとうございました。