はじめての家づくりで考えたこと~小林住宅 W断熱~

2017年11月、小林住宅のW断熱の家を新築。建築時から現在の生活まで思いつくまま気ままに書き綴ります。

Ua値0.41 C値0.27 太陽光発電とエネファームのW発電 ZEH住宅 外断熱(内基礎断熱)と吹き付け断熱の内外W断熱  
タームガードとエコボロンのW防蟻 在来工法耐震等級3 第1種換気システム「澄家」 

外壁について考えたこと ~タイル張りかサイディングか~

こんにちは nao2です。



前の記事で外壁について書いたのですが、その続きを書きたいと思います。



タイル張りとサイディングとどちらを選択するか・・・・
個人的にはメンテナンス性と外観でタイル張りが好みなのですが・・・




どちらかを決めるにあたり、ポイントを整理してみました。


まずはお金。。。


小林住宅では標準はサイディングなのでアップ料金はなし。
タイル貼りならおそらく100万円以上の追加費用は発生するだろう
と思いました。




次に、メンテナンス性。。。


サイディングは15年くらいで目地のコーキングなどのメンテナンスが必要になるようです。


一方、タイル張りについてもメンテナンスフリーっていうことも聞きますが、どうやら全く不要っていうわけでもないようです。



メンテナンスのサイクルがサイディングよりは長く、費用もサイディングよりは安く済むそうなので、イニシャルコストとメンテナンスコストを合わせて、さらに木造住宅の寿命を考慮して比較すると同等くらいか、もしくはさらに長く住めば住むほどタイル張りの方が有利となることもあるようです。




さらに気になったのは重さ。。。


やはりタイルはサイディングよりも重量があるということです。モノにもよると思いますが、だいたいサイディングの重さの倍近くにもなるようです。



これは、木造住宅にタイル張りの相性はどうなの?ということにもなるのですが、構造計算をして建築しているのなら問題はないとも言えます。
しかし、私はもともと慎重派ですので、できるだけリスクは取りたくないと思ったんです。



それともう一つ私が心配したのは、外断熱施工とタイル張りの相性だったんです。



外断熱は特殊な釘で胴縁と断熱材を貫通して躯体に打ち付けているのですが、素人目でみても外壁の荷重が釘にかかっているのがわかります。



地震の時はもちろんのこと、平時においても外壁の荷重が釘や躯体に常にかかっていることで、地震や経年による変化などで断熱材がズレて、気密性が損なわれるということは高気密高断熱住宅では致命傷です!!




最終的にはやっぱりサイディングに・・・!!


我が家のC値は0.27です。


これだけの高性能な数値が出せるのも、外断熱工法によるところが大きいわけですから、その性能を脅かす要因、つまり外壁による荷重負担はできるだけ軽減しておきたいと思うわけです。



これらのことから、タイル張りのメンテナンス性や外観にとても魅力を感じていたのですが、多額の費用追加と気密性劣化のリスクのことを考え、サイディングという無難な選択となりました。



またの機会に、我が家が採用した外壁について書きたいと思います。




今日も読んでくださりありがとうございました。

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