はじめての家づくりで考えたこと~小林住宅 W断熱~

2017年11月、小林住宅のW断熱の家を新築。建築時から現在の生活まで思いつくまま気ままに書き綴ります。

Ua値0.41 C値0.27 太陽光発電とエネファームのW発電 ZEH住宅 外断熱(内基礎断熱)と吹き付け断熱の内外W断熱  
タームガードとエコボロンのW防蟻 在来工法耐震等級3 第1種換気システム「澄家」 

高気密高断熱住宅で困った出来事

こんにちは nao2です。



年末にちょっとした困ったことがあったんですよ。


それは「野菜の保管場所」のことなんです。





正月用に野菜をたくさん買い溜めしたんです。


そのとき、買い物先の農家さんから言われたのですが、、、


「野菜は種類によっては冷蔵庫で保管するよりも屋外で保管したほうがいいよ~」って教えてもらったんですよ。





冷蔵庫の野菜室を一杯にするのもよくないと思ったので早速調べてみたらこんな記事が。




たしか、一条工務店のブロガーさんが「保管していたじゃがいもから発芽してしまった・・・」みたいな記事を見たことがあることを思い出して・・・




「我が家も、家中の室温がどこも20℃以上あるから野菜を置いとく場所がないやん!!」




じゃあバルコニー??


「バルコニーは南向きなので直射日光が気になるな~」




じゃあ、北側の勝手口出たとこあたり??


「そこなら日も当たらんしちょうどええかも。でも動物が荒らしに来るかもしれへんな~・・・まぁ大丈夫か」




というわけで、北側の勝手口出たところに置いておくことに。


この場所ならキッチンから近いし、ちょうどいい便利な場所で安心だと思ったんです!!



ところが・・・無情の雨が・・・



結果・・・野菜はびしょびしょになってしまいました⤵


不覚にもこんな初歩的な想像ができていなかったんですよ(笑)




以前にもブログで書いたのですが、もともと勝手口に屋根を付ける予定なんです。




屋根があれば野菜も雨から守れます。



工事の時期はお任せしていたんですが、もうそろそろ催促してみようかなと思うところですよね。



今日も読んでくださりありがとうございました。

高気密高断熱住宅の生活で毎朝確認しなければならないこと

こんにちは nao2です。



冬が本番になって、今さらながら、最近になって気づいたことを書きたいと思います。



それは、毎朝着る服のことなんです。



あ、特におしゃれをしてるとか、そんなスマートな話ではなく、、、




全館空調が効いた生活をしていると、外の気温が全く分からないんですよ!!




「どれくらい服を着込んで出かけるか」を見極めなければならないんです!!




私は、通勤は私服で車通勤というスタイルなので、もし服装の判断を誤ってしまうと、、、職場に着いて車から出てしばらくしたら「やってもうた~」なんてこともしばしばあるんですよ(笑)






春から秋にかけての今までも、ちょいちょい着ていく服に迷ったことはありましたが、11月くらいからけっこう迷うようになりましたね(笑)




で・・・どうやらこういう失敗は私だけではなく、我が家の家族全員がちょくちょく経験しているんです。



まぁ、だからこそ朝の判断は重要なわけです。




方法は簡単で2通りあるんです。





一つ目は朝起きて、いったん外に出て外の様子を肌で感じる方法。



これは一番わかりやすくて確実な方法ですが、だらしない部屋着やパジャマのまま出るのは気が引けたりしますね(笑)



でも、、、普段のゴミ出しは私がやってるので、週に2回はこの時に体感できるんです。






もう一つの方法は「澄家」に表示されている外気温で確認する方法。



我が家の換気システム「澄家」には床下の温度と外気温がモニターで常時確認ができます。


その温度を見て外の様子を想像する方法です。



これはこれで便利なのですが、湿度や風の強さなどの様子はわからないのでだいたいの目安っていう感じになりますね。




これら2つの方法を日によって使い分けながらどれくらいの服装でいくのかを決めています。



娘たちは朝になると「今日はどれくらい寒いん?(暑いん?)」ってちょくちょく私に聞いてくるので、「昨日くらいかな~」とか「今日はけっこう着ていかなあかんな~」とか、朝からそんなやりとりをしていますね(笑)




今日も読んでくださりありがとうございました。

換気システム「澄家」の熱交換器メンテナンス

こんにちは  nao2です。



我が家の換気システム「澄家」は第1種換気システムのため、熱交換を行いながら換気をしています。



熱交換型換気システムの中でも「温度交換率90%」は、換気システムの中ではトップクラスだと思います。




そんな優れた性能を持つ「澄家」ですが、やはりそれなりのメンテナンスは必要なんです。


 排気フィルター清掃 ⇒ 3週間毎


 給気フィルター清掃 ⇒ 3か月毎


となっており、以前のブログでメンテナンスの様子は紹介しました。





さて今回は、あと一つ残っているメンテナンスがあって、、、


それは「熱交換器の清掃」なんです。




「熱交換器の清掃」は年に1回でいいらしく、、、


それなら「年末の大掃除の時期にしよう!!」と、清掃を行ったんです。



ところが・・・これがかなり面倒な作業だったんですよ!!




「何がめんどくさいん??」というところも含めて清掃の様子を画像で紹介していきたいと思います。


ダイニングテーブル下の床下に「澄家」が設置されています。



扉を開けると「澄家」が設置されているのですが・・・


あれ??


開口部分よりも「澄家」本体の方が大きい??



これが作業にすごく手間がかかる原因に・・・



点検口の型枠が邪魔で「澄家」の上蓋を開けるバックルに手が届かない・・・





20か所以上のビスを全て外して、型枠を取り除き、上蓋を開けてようやくこの状態。



点検口のサイズ・・・もうちょっと何とかしてほしかった!!


あまりにもめんどくさすぎる!!





取り出した「熱交換素子」です。


側面に付着したホコリを丁寧に掃除機で吸い取りました。


「熱交換器ケース内」です。


ここも掃除機でホコリを丁寧に吸い取りました。



これで清掃は終了!!


分解した逆の手順で元どおりにしてすべて完了!!



ここまでの所要時間は約1時間かかりました。



点検口の開口部が「澄家」のサイズに合っていたなら、おそらく10分もあれば終わっていたんだろうと思います。




「澄家」自体には全く問題はなく、開口サイズが原因です。


メンテナンスが億劫になってしまうのは大きなデメリットだと思います!!




小林住宅さんには、メンテナンスがしやすい設計を再考願いたいと思いました。





今日も読んでくださりありがとうございました。

冬の北海道で体感 ~温熱環境について思ったこと~

こんにちは nao2です。



前回の冬の北海道旅行の続きです。



せっかく北海道に行ったのだから、やっぱり「温熱環境や住宅のことで気付いたことなどを書いてみよう!!」と思います。




私が北海道に行ったのは年末の寒波が来る前だったこともあり、、、


タクシーの運転手さんや地元の人に聞いたところ「今年は雪も少なくて暖かい日が多い」
らしいです。




それでも気温は日中で0℃~マイナス3℃くらいで、夜はマイナス5℃~マイナス8℃くらいになっていたんですよ。



これで暖かいほうって「何を言ってるねん!!」って思ってしまいますよね(笑)





この画像は摩周湖(道東)で撮ったのですが、時刻は何時頃かわかりますか??


これって16時前の画像なんですよ。


そうなんです!!めちゃめちゃ日没が早いんです!!


その後16時半くらいになると、夜の闇に包まれてしまいます



日没が早いと日射取得や太陽光発電はかなり不利になるな~って思いましたね。





宿で撮った朝の画像です。


たぶん夜中は屋外気温はマイナス10℃くらいになっていたという状況です。



寒冷地ならではの2重サッシになっているんですが・・・


外側の窓は単層ガラスのアルミサッシなんですよ。



そのせいなのか、外側の窓の屋内側の窓ガラスが結露していたうえに凍っていたんですよ(笑)


びっくりです!!



さらに2重サッシの屋内側のサッシは樹脂製でしたが、これも窓の下10cmくらい結露していたんです。



さすがは北海道!!ですね。




 

部屋に設置されていた電気パネルヒーターです。


いままで道内の色々な宿に宿泊してきたんですが、ほとんどこれが付いています。


今回、改めてじっくりと観察してみたんです。


サーモスタット機能が付いているので、一定の室温になるよう自動で付いたり消えたりするようです。



波板のパネルが熱くなって部屋を暖めるだけで温風は出ないです。


どれくらい熱くなるのかチョイ触りをしてみたのですが、一番熱い時は触ることができないくらい強烈ですね。




 

スペックはこんな感じです。


消費電力すごいですね!!


これ1台だけでもけっこうな光熱費になりそうです。


部屋は14畳くらいあったのですが、これ1台で十分に暖かかったです。




熱は機器の上からも発しているようで、壁がこのように黒ずんでました。


壁を触ってみるとかなり熱い!!


「こんなんで大丈夫なん??火事の心配はないんかな~??」なんてことを考えてしまいます。





JR遠軽駅の待合室


ここもアルミ単層ガラスサッシと樹脂サッシの2重になっていました。




汽車の車窓からとか、車を運転して色々な家を注意深く見て思ったのですが、、、



樹脂サッシ窓の家の割合が関西よりも明らかに多いな~とはっきりとわかりますね。



アルミサッシの家もけっこう見かけたのですが、おそらく2重サッシにしていると思われます。というか窓の屋内側が凍るくらいなのだから、2重サッシにしないと生活できないと思いますね。




北海道の厳しい寒さとこれだけの結露のことを見ていると、やはり樹脂ダブルサッシ以上のものか2重サッシにするなどの工夫が必要だということと、、、



高気密高断熱住宅になると燃焼系の暖房器具は制約があるし、ヒートポンプエアコンは極寒地では能力が発揮できないとなると、電気パネルヒーターなど限られたものから選択となり、そうなると光熱費がかなりの金額になるというのも想像できますね。




そうなるとやはり居住地域に合った住宅性能とそれに合わせた工夫、暖房器具の選択が重要になってきますね。





改めて我が家の暮らしを振り帰ってみると・・・



我が家がもしそのまま北海道に建ってたとしたら・・・


我が家のUA値0.41であっても・・・



やっぱり「温熱環境的にはかなり光熱費もかかり厳しいんちゃうかな~」って想像してしまいます。






このスペックでも申し分のない快適性と温熱環境をもたらしてくれているのは「関西に住んでいるからなんだ!!」と思います。







改めて我が家について考えてみると・・・



例えば窓周りについて、、、窓のサイズや種類などにも細かく気を配り、、、




夏は軒やシャッター、シェードなどをうまく利用すれば日射遮蔽ができます。




冬もブラインドやカーテン類などを使って覆ってしまえば表面温度も20℃以上は確保できます。




さらに日射取得を上手く取り入れることができれば光熱費の節約になるだけでなく、さらに快適に過ごせます。







これらの快適性については、我が家の壁や床や窓などの温度測定のデータや室温測定データ、光熱費データで機会あるごとに証明して紹介してきたとおりです。









それとやっぱり、北海道と関西の気候の違いをみてもわかるように、住む地域や同じ地域でも立地条件の違いによって「過剰過ぎず、不足のない性能」を見極めるのが大事だと思いますね。






ただ結露については、、、、



我が家では、1Fにおいては今まで一度も起こったことはないですが、2Fについては結露は時々あります。




でも、、、ちょっとした工夫をすれば、たまに1㎝程度の結露が起こる程度に軽減できています。ちなみに我が家では、びっしょりと広範囲にしたたるような結露は今まで一度もないです。




まぁ、ここは「サーモスⅡーH」の性能の限界の部分ですね(笑)







窓のことについて、建築時を振り返って改めて考えてみると、、、




高性能の樹脂サッシも、せいぜい20万~30万程度のアップ料金で済むなら間違いなく採用していたと思います。




しかし、実際の見積もりを種類取ってみましたが、どれも100万前後のアップでした。



これではコストを回収するのに計算上で50年くらいかかってしまい、コスパを重視したい私からすれば全くお話にならないです!!(笑)





でも結果的には、、、コスパの悪い窓をわざわざつけなくても、実際に我が家では十分に快適な生活が送ることができていますし、そう思うと「無理をしなかったことは大正解」でした!!






とは言いながらも、、、それでも多くの専門家がお勧めするように、コスパが見合ったりその他の事情が許すのなら、高性能の樹脂サッシは採用したほうがいいとは思いますね。






まぁ、我が家では選択枠がなくてかなわなかったのですが、小林住宅さんには是非とも「高性能の樹脂サッシも選べるように選択枠を増やし、さらに現実的に選択しやすい価格設定」を企業努力でなんとかしてほしいと思います!!





最後に、、、



今日のブログの内容は個人的な考えによるもので、私の意見をお仕着せるつもりは全くありません。



施主の皆さんには「家づくり」以外にも色々な事情や制約がある中で、こだわりたいところを検討され、決断されていることと思っていますのでそこは尊重したいです。



「家づくり」は温熱環境のことが全てではないと思っていますし、人それぞれの価値観があるものだと思っていますしそこも尊重したいです。




また、ごく一部のブロガーのように独善的で他を認めることのない、とても情けなくて残念なのも見受けられますが、私はそういう意図はありませんので悪しからず一つの考えや意見として捉えてもらえればと思っています。




今日も読んでくださりありがとうございました。

冬の北海道へ行ってきました ~観光編~

こんにちは nao2です。



私は昔から北海道が好きで、昔は一人旅で何度も訪れた北海道。。。




そして私の北海道好きのせいで、いつしか家族旅行はいつも決まって北海道!!



北海道旅行が家族の毎年の恒例になっているんですよ!!




あ、言っておきますが、、、毎年北海道に行くのは決して私のお仕着せではなく、私の北海道好きにいつしか家族全員が染まっていったからなんですよ(笑)





なんと言っても北海道は「観どころ満載・遊びどころ満載・食べどころ満載」じゃないですか!!



自分の行きたいことろをピックアップ


さらに家族が喜びそうなところもピックアップ


旅行会社のパックツアーなどは一切使わず、、、往復の交通機関に素泊まりの宿、レンタカーの手配や店の予約など、一切合切を全て自分で行って「手作りの北海道の旅」を毎年プロデュースしているんです。




また、北海道は同じ場所に行っても四季によって全然違った表情を見せてくれるのでそこがとてもいいんですよ!!



昔は夏休みを利用して舞鶴から車を積んで小樽までフェリーというスタイルでしたが、ここ数年は冬の北海道に魅了され、冬休みを利用して飛行機と鉄道とレンタカーというスタイルで観光しています。





でも今年の冬は残念なことに・・・


下の娘が受験のため行くことができないので妻と居残ることとなり、私と上の娘の2人でいざ北海道へ~~~




 ↓ ほんの少しだけ画像です

札幌~遠軽間はR切符(往復割引切符)を使い鉄路で移動。




遠軽から道東の各地へレンタカーで移動


摩周湖を「かんじき」を履いて探索




野付半島から


オホーツク海の向こうには北方領土「国後島」が見えます


こんなに近くに見えるのに・・・


歴史的な経緯を経てのこの状況に色々考えさせられてしまいます。


生きている間に一度でいいから行ってみたい!!





オホーツクの海鮮を使った鍋
オホーツクの高級魚「きんき」も入っていました




「鰹節」ならぬ「鮭節」とホタテで出汁をとった塩ラーメン
ホタテのヒモの天ぷらが添えられていました




北見の焼肉


もちろん札幌で「ジンギスカン」を食べたんですが、、、、
北見は「焼肉の街」と言われるくらい焼肉店が多いんです。


毎年2月には極寒の屋外で焼肉を楽しむ「北見厳寒の焼き肉まつり」というイベントまであるんですよ。



やっぱり「北海道は最高!!」の一言です





次回は北海道の旅行の続きで、ちょっと視点を変えて・・・・


「温熱環境編」についてちょっとだけ気付いたことや感じたことについて書きたいと思います。



今日も読んでくださりありがとうございました。