はじめての家づくりで考えたこと~小林住宅 W断熱~

2017年11月、小林住宅のW断熱の家を新築。建築時から現在の生活まで思いつくまま気ままに書き綴ります。

Ua値0.41 C値0.27 太陽光発電とエネファームのW発電 ZEH住宅 外断熱(内基礎断熱)と吹き付け断熱の内外W断熱  
タームガードとエコボロンのW防蟻 在来工法耐震等級3 第1種換気システム「澄家」 

お向かいの土地に家が建ち始めました!!

こんにちは nao2です。



 ↓ ちょっと前に記事に書いたすっと2軒問題ですが・・・




ついにお向かいの土地に家が建ち始めました!!



ずっと心配していたのは「日当たりが妨げられないか??」だったんですよ。




我が家からは南側道路7mを挟んだお向かいに建つので、まぁまぁ離れた距離ではあるのですが、、、



でも、実際に建ってみてこの目で確認するまではちょっと心配だったんです。





そしてついにその日が・・・



今年の冬至は12月22日で、記事を書いている今は12月19日・・・



つまり、、、1年で最も太陽の高度が低いこの時期だからこそ、それを確認するチャンスがやってきたんです!!





今の太陽の位置とお向かいの家の屋根の位置を目視して、、、


「この時期に家の中にちゃんと日が差し込んでいるのかどうか」


で確認できるということです。





我が家の土地探しは、そもそも「日射取得と採光」にとてもこだわっていたし、、、


「特に日射については今後の光熱費にも大きく跳ね返ってくること」なので、とても重要な事だったんです。





冬至を明後日に控えた12月19日の15時現在の様子です

1Fリビングの窓からの画像です。


雲に隠れた太陽と建築中の家が写っています。


今後、この横並びで計4軒の建売住宅が建つ予定です。


冬至の時期で、しかも15時という時間でも、太陽は建築中の家の屋根よりも上に見ることができました。




この時の家の中の状況です。


日射が部屋の奥深くまで差し込んでいる様子が確認できました。




これが確認できて、やっと一安心できた感じです!!





立地条件にはめちゃめちゃこだわったおかげで、それなりに土地代もかかってるので・・・いや~ホントに危なかったな~っていう心境です(笑)




だからこそ思ったことは・・・



前にも記事に書いたのですが、土地探しから家づくりをお考えの人は、、、



我が家ケースのように、周りに古い家が建っていたり、そこにどんな方がお住まいされてるかなど、そういうところにも目を向けて検討されるのがいいかもしれないですね。




今日も読んでくださりありがとうございました。

シャッターは防寒になるのか??

こんにちは nao2です。




冒頭からいきなりですが、、、




私と同じ小林住宅で建築中のtakaさんという方がおられまして、、、



以前にtakaさんがブログで、私のブログを紹介していただいたのが嬉しくて







私もtakaさんのことを紹介してみました。(勝手に紹介…お許しを!!)





建築中のtakaさんの家なのですが、、、なんと!!


すごいゴージャスでセレブな家なんですよ。


私では叶わなかった夢がたくさん詰まったお家なんです。




性能は我が家とほぼ同じですが、随所にtakaさんとご家族のこだわりがたくさん詰まっていて、毎日読むのを楽しくさせてしまうとても素敵なブログです。




そんなtakaさんから、、、



「シャッターについてどれくらい防寒の効果があるのか検証してほしい」との依頼があったんです。




確かに「実際のところどうなんやろ??」





まず確実に言えることは、シャッター自体は金属製で熱を通しやすいので、それ自体断熱に効果はないです。



ただ、シャッターを閉めると、窓からの放射冷却が幾分減り、さらに窓とシャッターの間に空気層ができることで、窓部分の防寒にちょっとは役に立つのでは??と考えていたんです。





 これを確かめるためにちょっとした実験をしてみたいと思います。




方法としては「シャッタを閉めた状態と開けた状態での温度計測」です。


同条件での温度計測を行いたいので、同日の気象条件で順次温度計測を行うという方法で行いました。



めちゃめちゃ寒い日にやるほうがデータとしてわかりやすい??と思ったのですが、寒波はしばらく来ないようなので今日やってみることにしました。




計測日時:平成30年12月17日 22時ごろ


計測場所:1Fリビングの掃き出し窓


エアコンの設定:快適自動(23℃設定)



天  気: 曇り時々晴


最高気温: 14℃


最低気温: 7℃





1Fリビングの室温 24.3℃   湿度 36%


今日も快適!!





換気システム「澄家」のモニターです。


外気温9℃  床下の排気温度 19℃





まずは、シャッターを閉めた状態で計測


窓ガラス温度 20.4℃




サッシ温度 14.1℃






次に、シャッターを開けて20分後に再度計測


窓ガラス温度 20.0℃




サッシ温度 13.2℃





計測結果で見る限りは、、、


窓ガラスで 0.4℃の差


サッシで  0.9℃の差 


となりました。





計測してみて思ったのが・・・



この方法での検証は難しいです!!




そもそも、何度も何度も照射して計測するのですが、計測結果も1℃くらいのレンジでバラつきがあって正確な温度計測ができないんですよ。




それでも、、、平等に双方とも中心の温度帯を拾い上げたつもりですが、リアルに差が出ているのか誤差の範囲なのかよくわからない結果になってしまいました。





嘘は嫌なので率直に言いますが・・・この結果って・・・




「シャッターで差が出ます!!」なんていう無責任な発言はできないですね。



誤差の範囲の可能性もあり「調べてみたけどわかりません!!」というのが答えです。




takaさん、ブログを読んでくださっているみなさま、お役に立てずごめんなさい!!






もっと別の検証方法を考えなくてはならないですね。


どなたか詳しいデータや情報があれば教えてほしいです。





あ!!でも・・・




「夏なら日射遮蔽の効果で、もっとわかりやすい結果が出るはず??」




と、想像しています・・・(笑)






今日も読んでくださりありがとうございました。

家中の温度測定をしてみました~2F編~

こんにちは nao2です。



 ↓ 前回に1Fの温度計測をしました。


前回に続き、今回は2Fの測定です。



計測した日時  平成30年12月15日(土)22時まえ


天気 晴


最高気温 9℃
最低気温 4℃



エアコンのは1Fリビングエアコン(14畳)1台のみ稼働


快適自動設定(24℃)



注目したいところは「これだけ寒い日でも、1Fのエアコン1台で、きっちり2Fまで暖かさが届いてるん??」ということです。





ではいきます!!


2Fホールの室温 23.9℃


1Fリビングの室温が23.9℃なので、1Fと2Fなのにドンピシャの同じ温度ですね。





2Fホールの床 20.8℃


1Fの床温度とほぼ変わらずですね。





1Fリビングエアコンから一番遠い場所にある2F和室の室温 21.6℃


リビング室温が23.9℃なので2.3℃差になります。





小林住宅が宣伝している「家全体の温度がほぼ一定」と言われる「温度差2℃以内」にわずかに収まらず。





同じく、1Fエアコンから一番遠い2F和室の床(畳)温度 19.5℃


こちらに関しては、1Fの洗面所床の温度19.9℃とほぼ同じですね。





では同じく和室で、、、最後に我が家の弱点の窓(サーモスⅡーH)です。



外の窓はシャッターはついておらず、ブラインドを下ろした状態 20.4℃


しっかりと冷気を遮断していますね。



しかし・・・


この部屋で毎日3人が就寝しているので、一定の条件が揃うと窓下に1センチ程度の結露が時々起こります。



結露のことについては別の機会にしっかりと記事にしたいと思います。




2F和室のブラインドを上げて窓ガラスの温度測定 16.7℃


やっぱり温度は下がってしまいますね。


2F和室のブラインドを上げてサッシの温度測定 10.8℃


こちらもやっぱり下がってしまいますね(笑)





いかがでしたか?


温度測定の結果を見ていただいて我が家の温熱環境を想像していただけたと思います。




窓についてもシャッターやカーテン類を使って工夫すれば、窓の性能不足をそれなりに補うことができ、温度計測データのとおりの快適性となっています。




それと、温度計測データのとおり、エアコン1台で2Fもこのとおりの暖かさを得ることができています。





ただ、結露の問題については向き合っていかなければならず・・・



とは言っても、結露について、1Fでは昨年の冬から今に至るまで一度も発生したことはありません!!



しかし2Fで時々起こる結露・・・


それも工夫すれば結露も一定の軽減ができると考えています。


ヒントは換気、、、つまり「空気の流れ」だと考えています。






今日も読んでくださりありがとうございました。

家中の温度測定をしてみました~1F編~

こんにちは nao2です。




昨日は久しぶりに一日中いい天気でしたね。
でも、夜はけっこう冷え込んでいたのでちょっと思いついたことが、、、




12月から24時間エアコンの連続稼働を始めたんですが


「この温熱環境を数値で見たらどうなるんやろ?」


ということで温度計測をしてみました。




計測した日時  平成30年12月15日(土)22時まえ


天気 晴


最高気温 9℃
最低気温 4℃



エアコンは1Fリビングエアコン(14畳)1台のみ稼働


快適自動設定(24℃)



1Fリビング室温は23.9℃ 湿度35%


めちゃめちゃ快適です!!



換気システム「澄家」のモニターです。



外気温は5℃・・・けっこう寒いですね。



床下の排気温度 19℃





では、エアコンから一番近いLDKから順番に見ていきましょう。


エアコンから2mくらい離れた床 23.8℃


エアコンから5mくらい離れた床 22.0℃ 




エアコンから一番離れた洗面所 19.9℃



リビングの壁(エコカラットのところ)23.7℃



リビング窓の横の壁(屋外に面している壁)22.9℃




壁も床もしっかりと蓄熱されて、輻射熱のおかげでとても快適な状態です!!



玄関土間 20℃


我が家は外断熱工法のため土間も断熱内です。




玄関ドア 19.2℃






ではここで・・・


我が家の弱点である窓(サーモスⅡーH)の測定をしてみたいと思います!!


リビングの窓ですが、、、


まずはいつもどおり、窓の外はシャッターを閉めて、屋内はご覧のとおりバーチカルブラインドを閉めている状態です。


この状態で22.4℃




サーモスⅡーHでもカーテン類を使えばこのとおりです。





でも・・・



こんなことをして、バーチカルブラインドの下はびっしり結露するんちゃうの??





って・・・ご心配なく!!





1Fの窓は、昨年の冬も通して、どの場所もカーテン類を開けても閉じても結露したことは一度たりともありません!!




ただし、2Fについては、一定の条件が重なった時だけ、窓の下部分に1cmくらいの結露が起こることが時々あります。




このことについては大事な事だと思うので、別の機会に記事にしますね。





リビング窓のバーチカルブラインドを開けて・・・


リビング窓のガラス 19.1℃


リビング窓のサッシ部分 12.1℃


やっぱりけっこう下がってしまいますね(笑)


このあたりは性能の限界ですね!!




ダイニングの窓です。


窓の外はシャッターを閉めて、ご覧のとおりレースのカーテンをしています。


この状態で20.7℃


しっかりと窓の性能を助けてくれています!!




ダイニングのレースのカーテンを開けてガラスの部分 18.8℃



ダイニングの窓のサッシ部分 11.6℃


まぁ、しゃーないですね(笑)





長くなりましたので、2Fの部分は次回に続きを書きたいと思います。



今日も読んでくださりありがとうございました。


エアコンの24時間連続稼働について②

こんにちは nao2です。



前回の続きです。



12月1日~12日まで、天気と気温と併せてHEMSで消費電力と電気代を調べてみました。



24時間エアコン連続稼働(快適自動設定(22℃設定))のデータ



12月4日と5日は異常なくらい暖かい日だったので、そこは除外して見た方がいいと思います。



そんなに寒くない日でエアコン電気代50円~100円


寒さが厳しい日で100円台前半あたりといったところ



1月2月の極寒期になると、おそらくもう少し消費電力も上がって、エアコン代だけで月額5,000円ぐらいになるかな?と予想しています。





それで、休日昼間のエアコンの様子なんですが、、、



快適自動設定になっているせいか、フリーズしたかのようにほとんど止まったような状態になっていることもあるんです。





おそらく日射取得による「自然の暖房」のおかげでエアコンがこんなことになってると思われます。




このように、昼間のエアコンの動き方を見ていると、、、



24時間連続稼働をしても昼間だけエアコンを止めていたとしても、電気代にそんなに大きな開きはないのかも??と思ってます。





そして気になるところの体感について



私の感覚では「体感的にはあまり変わらへんな~」という感想です。


妻は「前とは違って、さらに快適になった気がする」という感想。




結果として「どないまとめるねん!!」っていう感じになってしまいました(笑)


室温はどちらも同じ23℃以上くらいなので数値的には変わらないのですが・・・




人それぞれ感じ方って違うものですが、体感についてあえてまとめてみると・・・


「全く同じではないが人によっては体感が変わる?」という感じなのかな??




あくまでも予想ですが、、、



室温が同じでも、壁や床などへの蓄熱が影響してるのかもしれませんね。


蓄熱されると輻射熱によって体感が違ってきます。


このあたりの影響で感じ方に違いが出ているような気もします。




昼間はエアコンを止めて「自然の暖房」のおかげと言いながら、毎日晴れた日ばかりではなく、特に今回の期間は雨や曇りの日も多かったので、そのあたりが少しずつ蓄熱に影響していて、それが体感に影響してるのかもしれないですね。





妻が快適だと言うこともあるし、もっともっと寒くなったらどうなるのか興味もあるので、もうしばらく24時間連続稼働を続けてみようと思います。




今日も読んでくださりありがとうございました。