こんにちは nao2です。
久しぶりにこのシリーズで記事を書きます。
今回は我が家の窓の結露の現状と、それについて考えた事や実践したことについて書きたいと思います。
我が家の窓はリクシルのサーモスⅡーH(アルゴンガス)です。
いわゆる低性能の窓と言われているアルミ樹脂混合サッシです。
私は、この低性能と言われる窓の採用を決めた瞬間から、この窓と向き合って「快適な暮らし」を目指そうと決めたんですよ。
そしてそれは「温熱環境」だけではなく「結露」についても向き合い「お金を使わずに窓の性能不足を補う」という方向性でやっていこう!!
と決意したので、自分なりにできる最大の努力と工夫をしようと思ったんです。
そしてようやく・・・
結露が起こりやすい時期がやってきました!!
きっちりと細かいデータまでは取れていませんが、だいたいの傾向としてお伝えしたいと思います。
結露が発生する場所について
1Fについては、カーテン類やブラインドを閉めた状態であっても、住み始めてから1年以上になりますが、一度たりとも結露を確認したことはありません。
2Fについては、ホールや吹き抜けの窓では住み始めてから一度たりとも結露を確認したことがありませんが、同じく2Fにある三つの部屋については一定の条件が揃えば結露することもあります。
結露が発生する状況や頻度について
2Fの3居室の様子ですが、一人で就寝している洋室、誰も就寝していない洋室、3人が就寝している和室がありますが、結露の頻度が一番多いのは3人が就寝している和室です。
つまり、和室だけが結露していて他の部屋は結露していないというように、いつも全てで発生するわけではないということです。
誰も寝ていない部屋の結露の頻度や程度が一番軽いので、たぶん寝ている人の呼吸も結露に影響しているのかなと考えています。
それと結露に大きく影響するのは洗濯物だと考えています。
毎晩、我が家では2Fのホールに洗濯物を干してから寝ています。
天候などにもよりますが、それでも冬場の湿度はだいたい35%くらいから45%くらいの間です。
乾燥気味ではありますね。
結露の確認は毎朝起床時に窓の確認をして、その後、HEMSで外気温を確認するということを繰り返してきました。
一番結露の発生頻度が高い和室でも、外気温は「澄家」の表示が5℃以上の時はほとんど結露することはないです。
天気予報で最低気温の予報が氷点下の日は、朝の「澄家」の温度表示はだいたい3℃以下くらいになります。
そういう日にうっすらしたものも含めて結露が発生したりしなかったりというような感じになってきます。
そしてようやく極寒の日がやってきました。
先日の1月10日です。
予報では最高気温は 7℃ 最低気温はなんと -2℃
記事にするには最高の日ですね(笑)
ちなみに「澄家」による外気温の表示は1℃でした。
↓ では、三部屋の中では一番発生頻度が高い2F和室の様子です。
FIX窓の様子です。
ちなみに和室は我が家では北西方向にあり、この窓の方角は西です。
窓に2cmくらいの結露が確認できました。
上の画像の「FIX窓」の隣にある「縦滑り窓」です。
こちらも窓に2cmくらいの結露が確認できました。
室温を確認するのを忘れましたが、だいたい朝の和室の室温は20℃~21℃くらいになります。
画像で見ていただいているこの状態が我が家で一番酷い状態の結露なんですよ。
酷くてもこの程度で済んでいるおかげで、びっしょりと広範囲に広がるような結露になったこともないので、いつも拭き取ることもせずに放置しています。
最も発生頻度が高い和室での結露の発生回数ですが、、、
12月は年末に1度だけ発生しました。
1月は元旦からブログを書いている1月16日時点までの間に5度発生しました。
つまり、1月は3日に1度くらいのペースで結露が見られるという感じになっています。
1月の天気予報では最低気温が氷点下の日が増えていますので、頻度が上がっていると思われます。
結露を軽減させるための自分なりの取り組みについて
まず、結露を発生させないためには・・・
窓周りの温度を上げること
窓周りの空気を動かすこと
だと考えたんです。
ということで・・・実は、毎晩必ずやっている取り組みがあって・・・
その取り組みは3つあり、、、これらを実践しています。
まず一つ目の取り組みは「就寝するときは部屋の扉を開けて寝る」ことです
我が家は1Fのエアコン1台で2Fの温度管理もしているので、扉を開けて寝ることで暖気を十分に呼び込んで室温が下がらないようにしています。
特に2Fの各部屋は1Fのエアコンから遠い位置にあるので、扉を開けておくことは換気システムの効果で「空気がより動きやすくなる」と考えたんです。
つまり、、、
1Fのエアコンから暖かい空気が出る
↓
暖かい空気は上に上がる
↓
吹き抜けの2F開口部を通じて暖かい空気が換気システムにより吸い寄せられ、2Fの各部屋へ行き渡る
↓
2Fの各部屋の室温は保たれ、窓周りの空気も動かされることで結露を軽減させる
というふうに考えて実践しているということです。
と言っても、子どもが勉強するときなど必要以外は部屋の扉はいつも開けっぱなしにして空調が全室に回るようにしているので、その延長ともいえる取り組みですね。
次に、二つ目の取組みは「換気システム「澄家」の風量設定を上げる」ことです
風量設定は上から2番目の「5」に設定して風量を上げています。
これも空気を動かすことを意識しているからです。
↓ そして三つ目の取り組みがこれです
毎晩、スクリーン類を閉めるのですが、このように10cmくらい隙間を開けています。
窓周りの温度を下げないために空気を動かして、窓周りの冷気を逃がしてやるためにやっています。
ちなみになんですが・・・私はふだんはこの窓の真下で寝ています。
かなり冷え込んだ夜は、さすがに冷気を感じることもしばしばあります(笑)
でも布団も着ているし、寒くて眠れないなんてことはないですね(笑)
最後に・・・
サーモスⅡーHは高性能の窓に比べて性能が劣るので結露は起こりやすいようですが、我が家の結露についてはこんな感じです。
暮らし方や間取り、窓の種類やレイアウト、暖房の運用方法など、様々な要因によって結露の状況は変わってくるのでは?と考えています。
我が家の状況を参考事例にしていただいて、家づくりの判断材料にしていただけたらと思います。
今日も読んでくださりありがとうございました。