はじめての家づくりで考えたこと~小林住宅 W断熱~

2017年11月、小林住宅のW断熱の家を新築。建築時から現在の生活まで思いつくまま気ままに書き綴ります。

Ua値0.41 C値0.27 太陽光発電とエネファームのW発電 ZEH住宅 外断熱(内基礎断熱)と吹き付け断熱の内外W断熱  
タームガードとエコボロンのW防蟻 在来工法耐震等級3 第1種換気システム「澄家」 

2019年1月分の光熱費①

こんにちは nao2です。



我が家では12月に入り「エアコンの24時間連続稼働」を行っています。



1Fリビング14畳用のエアコンを「快適自動(+1℃)=23℃」設定で1台だけを稼働させて全館空調にしています。





今回公開する光熱費は、エアコンの24時間連続稼働がまるまる1か月反映された光熱費になるんです。



「どれくらいかかったんやろ」とちょっとドキドキ感もあって注目していたんです。




2019年1月分の光熱費





電気代とガス代を合わせて 18,427円



温熱環境ではまったく我慢せず、こんなにわがままに暮らしていてこの光熱費で済むのなら安いもんやな~っていう印象です!!





それとエアコンの24時間連続稼働ですが、、、


始めた当初は感じなかったのですが、寒くなるにつれて「染みるような暖かさ」みたいな体感を覚えるようになったんです。




これはおそらく「輻射熱」によるものと思っています。



なので、エアコンの24時間連続稼働は続投することにしました!!





それと、前にも書きましたが、、、



リビングで横になったり床にお尻を付けて座りたい時に、床にちょっとした温もりが欲しい時は「ホットカーペットを併用する」こともあるんです。




HEMSでホットカーペットの電気代を見てみると1時間5円程度なので、それを月に換算してみると、1,000円もかからない程度だと思います。





我が家には床暖房は付いてないので床が温かくなることはありませんが、基礎に断熱材を施工する「基礎断熱」のため、床が冷たくなることはないんです。



いわゆる「冷たくない床」です。





それはどんな感じなのかというと・・・



まず、床温度はだいたい20~24℃あたりがほとんどです。





暮らしぶりでは、我が家は年中、家の中で誰もスリッパは履かないですし、私に関して言えば家の中ではほとんど裸足で過ごすことが多いですね(笑)




まとめ

我が家のスペックでこれくらいの光熱費だというところを参考にしていただけたらと思います。



さらに光熱費を抑えたいとお考えでしたら、もっとお金をかけて高スペックな家を目指すのもいいのかもしれませんが、そのコストの回収については見極める必要はあります。




また、快適性をもっと追求したいのでしたら床暖房や床下エアコンを導入して「冷たくない床」から「温かい床」を目指すのもいいですね。




他にも、我が家のような「ガスと電気の併用」よりも「オール電化」のほうが現在のところは光熱費は安くて済むようです。




これに関してはエネルギー事情の将来の動向や、ガスや電気に対する考えや好みなんかもあると思うので総合的な判断になってきますね。





今日も読んでくださりありがとうございました。

小林住宅からあの件で連絡が・・・


こんにちは nao2です。



いきなりのタイトルで・・・


何の連絡があったん?って思いますよね。





先日、ブログで記事にした第一種換気システム「澄家」の熱交換器のメンテナンスのことについて




昨日、我が家の設計で大変お世話になった小林住宅の設計士Nさんから電話があったんですよ。



内容は、近日中に「澄家」の製造元のマーベックスさんと現状の確認と説明をさせてほしいということです。



どういう内容なのかは当日までわかりませんが、引き渡し時の説明不足も含めて今回の案件についての説明をしていただけるとのことです。




まず思ったことは、、、小林住宅の素早い対応に安心をしました。


これって、信頼関係の上ではとても大事な事だと思います。




施主が暮らしの中で感じている課題や疑問に対して、真摯に向き合ってもらえるHMを選ぶことは最も重要だと思っていたので、小林住宅を選んでよかったな~と再認識できた瞬間です。



私個人の考えは・・・


我が家の「澄家」は何とか自分でメンテナンスできるので、個人的にはきっちりと説明を受けることができたらそれで十分なんです。




ただ、一番言いたかったことは、、、



小林住宅にはこれからもっともっといい家を建ててほしいという思いがあるからこそ、、、




私と同じ小林住宅で建てたブロガーのみゆぼんさんやtakaさん、他にも小林住宅で建てられた私の知らない方、そしてこれから小林住宅で家づくりをする方が「澄家」のメンテナンスで困らないよう、安心して暮らせるように考えてほしいと思ったんです。




それで・・・


たぶん「澄家」のことはこれで安心できるとして・・・


来ていただいたときにどうしても確認というか自分の中で解決しておきたいことがあるんです。


それは・・・



「私が入居以来、個人的にずっと抱えている課題・疑問点」なんですよ!!





これについては、けっこう大きなテーマなのでまたの機会に記事にしたいと思います。




今日も読んでくださりありがとうございました。

土間の基礎断熱について

こんんちは nao2です。



今回は、我が家の玄関土間をご紹介したいと思います。



小林住宅は、壁、基礎、屋根の全てが断熱材で覆われている外断熱工法で施工されています。




そして、基礎に関しては、断熱材を基礎の外側に施工する方法と基礎の内側に施工する方法があり、我が家は防蟻上の観点から、より安全性を重視したいと思い、基礎の内側に断熱材を施工する方を採用したんですよ。



基礎の内側に水色の断熱材が施工施工されている「基礎断熱」の様子です。


念のため断熱材も防蟻の断熱材の施工をお願いしました。





基礎断熱にすると玄関土間はこんな感じになります。



画像のとおり、土間の壁部分は7cmくらいの桟が生じます。



当然ながら、この桟の部分だけ土間スペースは狭くなります。




この桟の中が断熱材の立ち上がり部分で、このような形で居住空間に現れてきます。



冬は玄関付近が寒いというようなことをよく聞きますが、我が家では体感的に寒さを感じたことはないですね。



その理由は・・・


小林住宅の外断熱は、玄関土間も断熱内になるからです。



このあたりについては、今度、土間の温度測定をして報告しようと思っています。



今日も読んでくださりありがとうございました。

窓について考えたこと⑯ ~我が家の窓の結露について~

こんにちは nao2です。



久しぶりにこのシリーズで記事を書きます。



今回は我が家の窓の結露の現状と、それについて考えた事や実践したことについて書きたいと思います。




我が家の窓はリクシルのサーモスⅡーH(アルゴンガス)です。


いわゆる低性能の窓と言われているアルミ樹脂混合サッシです。




私は、この低性能と言われる窓の採用を決めた瞬間から、この窓と向き合って「快適な暮らし」を目指そうと決めたんですよ。




そしてそれは「温熱環境」だけではなく「結露」についても向き合い「お金を使わずに窓の性能不足を補う」という方向性でやっていこう!!


決意したので、自分なりにできる最大の努力と工夫をしようと思ったんです。





そしてようやく・・・


結露が起こりやすい時期がやってきました!!




きっちりと細かいデータまでは取れていませんが、だいたいの傾向としてお伝えしたいと思います。




結露が発生する場所について


1Fについては、カーテン類やブラインドを閉めた状態であっても、住み始めてから1年以上になりますが、一度たりとも結露を確認したことはありません。



2Fについては、ホールや吹き抜けの窓では住み始めてから一度たりとも結露を確認したことがありませんが、同じく2Fにある三つの部屋については一定の条件が揃えば結露することもあります。






結露が発生する状況や頻度について


2Fの3居室の様子ですが、一人で就寝している洋室、誰も就寝していない洋室、3人が就寝している和室がありますが、結露の頻度が一番多いのは3人が就寝している和室です。



つまり、和室だけが結露していて他の部屋は結露していないというように、いつも全てで発生するわけではないということです。



誰も寝ていない部屋の結露の頻度や程度が一番軽いので、たぶん寝ている人の呼吸も結露に影響しているのかなと考えています。



それと結露に大きく影響するのは洗濯物だと考えています。


毎晩、我が家では2Fのホールに洗濯物を干してから寝ています。



天候などにもよりますが、それでも冬場の湿度はだいたい35%くらいから45%くらいの間です。


乾燥気味ではありますね。





結露の確認は毎朝起床時に窓の確認をして、その後、HEMSで外気温を確認するということを繰り返してきました。



一番結露の発生頻度が高い和室でも、外気温は「澄家」の表示が5℃以上の時はほとんど結露することはないです。



天気予報で最低気温の予報が氷点下の日は、朝の「澄家」の温度表示はだいたい3℃以下くらいになります。


そういう日にうっすらしたものも含めて結露が発生したりしなかったりというような感じになってきます。






そしてようやく極寒の日がやってきました。


先日の1月10日です。


予報では最高気温は 7℃   最低気温はなんと -2℃


記事にするには最高の日ですね(笑)


ちなみに「澄家」による外気温の表示は1℃でした。




 ↓ では、三部屋の中では一番発生頻度が高い2F和室の様子です。

FIX窓の様子です。


ちなみに和室は我が家では北西方向にあり、この窓の方角は西です。


窓に2cmくらいの結露が確認できました。


上の画像の「FIX窓」の隣にある「縦滑り窓」です。


こちらも窓に2cmくらいの結露が確認できました。


室温を確認するのを忘れましたが、だいたい朝の和室の室温は20℃~21℃くらいになります。




画像で見ていただいているこの状態が我が家で一番酷い状態の結露なんですよ。


酷くてもこの程度で済んでいるおかげで、びっしょりと広範囲に広がるような結露になったこともないので、いつも拭き取ることもせずに放置しています。




最も発生頻度が高い和室での結露の発生回数ですが、、、



12月は年末に1度だけ発生しました。



1月は元旦からブログを書いている1月16日時点までの間に5度発生しました。




つまり、1月は3日に1度くらいのペースで結露が見られるという感じになっています。




1月の天気予報では最低気温が氷点下の日が増えていますので、頻度が上がっていると思われます。





結露を軽減させるための自分なりの取り組みについて



まず、結露を発生させないためには・・・



窓周りの温度を上げること


窓周りの空気を動かすこと    



だと考えたんです。




ということで・・・実は、毎晩必ずやっている取り組みがあって・・・




その取り組みは3つあり、、、これらを実践しています。




まず一つ目の取り組みは「就寝するときは部屋の扉を開けて寝る」ことです



我が家は1Fのエアコン1台で2Fの温度管理もしているので、扉を開けて寝ることで暖気を十分に呼び込んで室温が下がらないようにしています。


特に2Fの各部屋は1Fのエアコンから遠い位置にあるので、扉を開けておくことは換気システムの効果で「空気がより動きやすくなる」と考えたんです。




つまり、、、



1Fのエアコンから暖かい空気が出る 
      ↓
暖かい空気は上に上がる
      ↓
吹き抜けの2F開口部を通じて暖かい空気が換気システムにより吸い寄せられ、2Fの各部屋へ行き渡る
      ↓
2Fの各部屋の室温は保たれ、窓周りの空気も動かされることで結露を軽減させる



というふうに考えて実践しているということです。





と言っても、子どもが勉強するときなど必要以外は部屋の扉はいつも開けっぱなしにして空調が全室に回るようにしているので、その延長ともいえる取り組みですね。





次に、二つ目の取組みは「換気システム「澄家」の風量設定を上げる」ことです


風量設定は上から2番目の「5」に設定して風量を上げています。


これも空気を動かすことを意識しているからです。




 ↓ そして三つ目の取り組みがこれです



毎晩、スクリーン類を閉めるのですが、このように10cmくらい隙間を開けています。



窓周りの温度を下げないために空気を動かして、窓周りの冷気を逃がしてやるためにやっています。




ちなみになんですが・・・私はふだんはこの窓の真下で寝ています。


かなり冷え込んだ夜は、さすがに冷気を感じることもしばしばあります(笑)


でも布団も着ているし、寒くて眠れないなんてことはないですね(笑)




最後に・・・


サーモスⅡーHは高性能の窓に比べて性能が劣るので結露は起こりやすいようですが、我が家の結露についてはこんな感じです。




暮らし方や間取り、窓の種類やレイアウト、暖房の運用方法など、様々な要因によって結露の状況は変わってくるのでは?と考えています。



我が家の状況を参考事例にしていただいて、家づくりの判断材料にしていただけたらと思います。




今日も読んでくださりありがとうございました。

旧家から家づくりについて考えたこと⑥~リビング編~

こんにちは nao2です。




旧家での暮らしで感じていた不便さや課題を原点に考えてきた我が家の家づくり。




今回はシリーズ6回目で「リビング編」について書きたいと思います。



まずは、旧家のリビングです


和室と洋室を合わせて14畳くらいあります。引き戸を外して全体でリビングとして使っていました。


ダイニングキッチンは別部屋なのでLDKではありません。



リビングに畳の場所があると寝転がったりもしやすく、とても心地よかったです。






 ↓ 洋室側です


新居よりも日当たりは劣りますが、南窓からそこそこ日は入ってきます。


課題だと思っていたのは、ソファー後ろの東側の窓です。


もっと窓を高い位置に付けて、カーテンなしで外からの明かりを入れたいと思っていました。



さらに、この部屋には収納が全くなく、物の行き場がなく散らかりやすかったんです。



これが私の最大のストレスだったんです!!



タンスやローボードを置いて収納場所を確保していたのですが、どうもごちゃごちゃしていたんです。(画像は家具類を処分した後なのですっきりしてしまってますが・・・)




リビングの収納は画像のとおり和室側にある、この押し入れだけです。


襖で隠れた部分は階段で天井が下がっているのであまりたくさん収納できないです。


床の間はありますが、残念なことに物置きとなっていました(笑)




つまり、旧家のリビングは圧倒的に収納が足りてなかったんです!!





このことで強く感じたことなのですが、、、



我が家の旧家のように、中古住宅を購入して住むということは・・・


「住む人が家の間取りに合わせて暮らす」ということになるのですが・・・



我が家は「間取りに全く合わずに暮らしていた」ということに。。。




では、新居のリビングスペースです

吹き抜け上部の窓から家の中を覗かれることはありません。


また、ソファー上の東窓からも家の中を覗かれることはありません。


画像のように、昼間はこれらをオープンにして採光や日射取得が十分にできます。




このように、東窓は私の身長よりも高いので外から覗かれることはありません。


気密性を考慮してFIX窓です。





リビングから見たダイニング側の画像です。



旧家で暮らしていた時、いつも何が散らかっていたのかを分類したんです。


散らかっていたものの多くは家族それぞれの持ち物、つまりそれぞれの小物だったり郵便物や書類、教科書などがほとんどだったんです。




画像にある4枚扉の収納は我が家では「セルフ」と呼んでいるのですが、、、


この「セルフ」の収納を4分割して、家族それぞれが自分専用のスペースとして自由に使うロッカーの役割を持たせたんです。



これで、家族のそれぞれの持ち物は全て収納できるようになり、リビングが散らかることはなくなりました。





エアコンの下にも収納があります。


ここも、旧家のリビングで散らかっていたものを収納していますが、文房具や書類、救急箱など、家族全員で共有して使う物を収納しています。




あと、旧家で散らかっていたのは衣類ですが


これは、玄関付近にコートクローゼットを造り、そこにコート類や制服などを保管するようにしたんです。




これでようやく「我が家の生活スタイルに合った間取り」で暮らすことができるようになりました。





旧家での生活でいろいろな不満点や不快なことが長年かけて蓄積していたことで、、、



だからこそ、新居の家づくりには本気になれたのだと思います!!



特に耐震性能と断熱性能と収納を含めた間取りには、ものすごく強いこだわりがあったんです!!




注文住宅は建売住宅よりもかなり割高になるというデメリットはありますが、それでも性能や間取りは自分のこだわりや生活スタイルに合わせたものを実現させたいという思いが強かったからこそ、我が家は注文住宅での家づくりを決意したんです。




最後に一つだけあきらめたことが・・・



それは「小上がりの和室」です。


ほんとはリビングに「小上がりの和室」が欲しかったんです。


ゴロリと横にもなれるし落ち着くじゃないですか~




リビングと和室の一体感が醸し出されるほどリビング全体の広さがあるのか??という疑問と想像を繰り返して悩みに悩んだ結果・・・



諦めました!!
 


こだわりが強くても、諦めるところは諦めないと先へ進めないですから(笑)




今日も読んでくださりありがとうございました。