ベタ基礎コンクリートの乾燥過程②~カビやシロアリのリスク~
こんにちは nao2です。
前回の続きを書きたいと思います。
床下の基礎の乾燥までの期間に対して、どうしてそこまで神経質に?と思われるかもしれませんが・・・
一般的に多く採用されている床断熱では、基礎と土台の間に通気パッキンや通気口を設けて通気を確保しますが、基礎断熱は気密性・断熱性の関係でそれらを設けることができない代わりに換気システムで対策することになります。
基礎断熱は基礎の内側に断熱材(水色の部分)を施工します。
通気パッキンや通気口を設けないため、気密性と断熱性が確保されます。
我が家は基礎断熱で、さらに床下に換気システム「澄家」があるとこで、床下全体が居室と同じ換気計画に含まれるということになるんです。
しかし・・・
このことが私をとても神経質にさせてしまうことに(笑)
床下が家全体の換気計画に組み入れられ、床下は室内と同じ環境であるということは「もし床下にカビやシロアリを発生させてしまったら、家の耐久性を損なうだけではなく、換気計画によってカビの胞子や菌を家中にまき散らし健康をも脅かす」という恐ろしい危険性があると考えたんです!!
防蟻については、小林住宅標準のタームガードシステムを導入しています。
他の大手HMでは上位オプションとして提案されている防蟻対策です。
しかし私は、前にも記事に書きましたが「基礎断熱では、防蟻について用心しすぎるくらいがちょうどいい」との考えから・・・
さらに私の要望でエコボロン塗布もお願いし「W防蟻」に!!
何度かブログに書いてきましたが「生き物は、時には想定もできないような不規則な行動や生命力を発揮する」というのが私の持論です。
それと・・・
エコボロンを採用したのには、もう一つとても大きな理由があるんですよ!!
エコボロンは防蟻対策以外に木材腐朽菌やカビ菌などの菌類に対しても有効とされているようで、この特長は私の中ではとても大きな決め手となったんです!!
さらにホウ酸塩の防蟻処理ということで、人体には無害とされているそうなので安心感もあります。
ということで・・・
基礎断熱にするからには防蟻については当然の事、カビや菌の繁殖も防ぎたいという思いもあったので、エコボロンはまさに渡りに船ということです!!
まぁ、とにかく基礎が完全に乾燥するまでの2年間は、自分でできる床下の管理はやっていこうと思っています。
今日も読んでくださりありがとうございました。