ベタ基礎コンクリートの乾燥過程①~カビやシロアリのリスク~
こんにちは nao2です。
今回は、ベタ基礎コンクリートの乾燥過程について書きたいと思います。
家を建てる時、基礎にコンクリートを流し、一定の養生期間を設けてコンクリートを固め、その後に家を建て始めますよね。
しかし、コンクリートは固まったとしても、この時点ではコンクリートの中に含まれる水分は蒸発しきっておらず、家が完成してからも基礎のコンクリートから水分がじわじわと蒸発し続けているようです。
そして、基礎のコンクリートの水分は、全てが抜けきるまで約2年かかると言われているようです。
このことについて色々と調べていくうちに・・・
「家が建った後、少なくとも2年間は自分自身の目で注意深く床下の環境を見守っていこう!!」と考えたんですよ!!
ベタ基礎の家では、特にこの期間は十分な換気をしないと、躯体にカビやシロアリを発生させる恐れもあり、家の耐久性や性能に著しく影響を及ぼしかねないので、自分自身としても特に注意しなければなければならないと考えたんです。
その具体的な方法は、わりとシンプルなのですが「床下に温湿度計を設置して、温湿度の変化をできるだけ自分で把握しておくことと、こまめに床下の状態を自分の目で確認しておくこと」ということです。
床下点検口に温湿度計を置いて、気温が急激に変化した日や雨が続いたときなどは床下点検口を開けて温度や湿度を確認するようにしています。
さらに、気が付いたときには懐中電灯を当てて、せめて目視できる部分だけでもカビなどを含め、異常がないか確認するようにはしています。
それと忘れてはならないのが、この2年間は特に換気量をできるだけ増やしておくことだと考えました。
換気システム「澄家」の風量設定で「最強の6設定」で常時稼働させています。
ちょっと長くなりそうですので次回に続きを書きたいと思います。
今日も読んでくださりありがとうございました。