はじめての家づくりで考えたこと~小林住宅 W断熱~

2017年11月、小林住宅のW断熱の家を新築。建築時から現在の生活まで思いつくまま気ままに書き綴ります。

Ua値0.41 C値0.27 太陽光発電とエネファームのW発電 ZEH住宅 外断熱(内基礎断熱)と吹き付け断熱の内外W断熱  
タームガードとエコボロンのW防蟻 在来工法耐震等級3 第1種換気システム「澄家」 

窓について考えたこと④ ~日射角度のリアル~

こんにちは nao2です。


今回は日射角度と実際の状況について書きたいと思います。


家づくりのことを考えるようになってから「日本の昔ながらの家屋は、まさに先人の英知の結集やな~!!」と感心させられるようになりました。



私が家づくりを始めて、ほんの少しだけわかったことがあるんです。


それは、とても芸術的にも見える日本家屋の風貌には、実は詳細のそれぞれにとても重要な意味があるんやな~ということです。



外国と違って、日本には独特の四季があり、それぞれの季節にあった快適な暮らしがあります。
そして快適な暮らしの一つに、日本家屋はとても考えつくされた工夫が込められているということです。



そして、その日本家屋の特徴の一つに「軒を付ける」という工夫があります。



少し前に、我が家の弱点だと思っている「窓の性能不足」を自分なりの工夫で補っていくと書きましたが・・・



その工夫の一つに「軒を付ける」ということを取り入れようと!!



そういうわけで、家の設計段階には、南・東・西向きには必ず軒を付けてほしいと要望をしたんです。



でも、隣地との建築基準法の関係上、西と東は付けることはできなかったですが、最終的には家の南側1F・2Fの全てに軒を付けることができました!!




画像で確認する前に・・・


簡単に軒について捕捉しますと、太陽は季節により日射角が変わります。


夏は軒で日射を防ぎ家の中を暑くさせない工夫、そして冬は軒をくぐって日射を家の中に取り入れて家の中を暖かくする工夫がなされているということです。


ちなみに日射角度は・・・


春分(3/21頃)  55度
夏至(6/22頃)  78度
秋分(9/23頃)  55度
冬至(12/22頃)   32度


だそうです。


昨年11月下旬の13時過ぎの画像です。


秋分を過ぎて冬至まであと1か月、まさに冬が目前!!という時期です。


かなり深くまで日が差し込んでいるのが確認できます。



この時期から体感的にも日に日に寒くなる時期ですので、これだけの日射が取り込めるのはとてもありがたいです。


日射取得により家の中を暖めてくれると、光熱費の節約にもつながりますよね。


そして、窓からの日射取得が窓からの熱損失を上回ったり、そこまではいかないとしても日射取得が熱損失のに対して一定の相殺をしているなら、窓の性能不足を補っていると言えるのではないでしょうか。


こちらの画像は4月末の12時半頃の画像です。


春分を過ぎて約1か月の時期で、こんな感じです。


バーチカルブラインドは日が最大限入るように調整してみましたが、ご覧のとおりです。


明らかに日の差し込み方の違いが一目瞭然ですよね!!



ちなみにこの時の室温は23℃くらいなので、この状態がとても快適です。




またちょくちょく「我が家の窓の性能不足」を補うために考えた工夫についてはまだありますので、これからも書いていきたいと思います。



今日も読んでくださりありがとうございました。

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