ローコストHMにするのかしないのか~決定まで①
リフォームの選択がなくなり、建て替えとなると施工面積で35坪程度でどのくらいかかるのかという予算の問題に直面するわけですが・・・
ローコストHMの代表格であるタマホームとを比較した場合、オプション等を含めなければリフォームの価格とほぼ同額で購入可能となり、耐震性能・断熱性能はもちろん、すべての物が新品なので、リフォームよりも後のメンテナンス費用も抑えられるものと考えました。
ローコストながらも、ダブルサッシLow-Eガラス、換気システム、断熱材も内断熱のグラスウールではあるが厚みや施工にも気を配り、耐震性能もお金をかければダンパーの採用や耐震性能を上げることも可能であるなど当時の旧家の状況と比べると、価格重視の観点で見れば、なかなか魅力のある提案だという印象を受けていました。
家を新築すると決めたなら、ハウスメーカーを決めて家を建てるまで1年くらいかけてじっくり検討するという期間設定をしましたので、「一生に一度の家を建てるならいろいろな情報を集めて総合的に判断しよう!!」という気持ちが芽生えてきていました。
予算についても当初は1500万円までと決めていたのですが、その値段でリフォームはできたとしても、とても自分自身が満足のいく家にはならないと想像できていたし、リフォームに1500万円出すのならもう少し予算を増やしてでも最低限の満足のいく家を建てたほうがいいという考えにも至っていました。
一方で、家のローンのために生活の他のことを大きく犠牲にすることは絶対に避けたいというジレンマもあるわけですから、家の性能と自分自身の満足度がどの価格で折り合うのかを探りながらHMの展示場巡りを行っていました。
この頃になると価格のタマホーム対〇〇という構図での比較で考えていたと記憶しています。
耐震性能はどこのメーカーももはや当たり前に気を配っていますが、高気密高断熱を売りにしているメーカーはさほど多くないとわかってきました。
最終的に価格のタマホームの対抗に絞られたのが一条工務店、小林住宅、クレバリーホーム、モコハウスとなりました。