やっぱり無理?カーポート ~後編~
こんにちは nao2です
前回に引き続き、カーポートの失敗談です~
結局は駐車スペースを感覚として想像し、自分の車の運転力量と比べてどうなのかを見極めて決断するしかないと!!
一番わかりやすい方法として、実際に車を駐車してみて確かめてみたかったのですが、この時点で家は完成していたものの、外溝工事はまだ行われていないので整地されておらず、かなり凸凹になっていてとても車を乗り入れてみて確かめることはできません。
それならと、メジャーを持って車のドアが開いて出るためのスペースが自分にとってどれくらい必要なのか、自分の運転の力量で助手席側の外壁から車の距離をどれくらいとるのか、斜めに駐車したらどうなるのかとか、後ろの外壁から車留めをどの位置にするのかなどなど・・・
それに、カーポートの支柱は20センチの幅があるからそのことも考えておかなければならないし・・・
できるだけ細かくいろいろなところを測りながらイメージしてみました。
「う~~~ん、微妙やな~~でも、やろうと思えばできそうやな~~!!」
「きっちりと駐車できたら、車から降りた後、車と支柱との間をぎりぎり通り抜けることができそうやな~~」
「でも駐車するたびにこんな気を遣いながら毎日できるんかな?!!」
まぁ色々な思いが交錯し・・・
「でも・・・カーポートはやっぱりあった方がええし、やっぱり付けよう!!」
と決意しました~!!
そしていよいよ外溝工事が始まりました~
外溝工事は、表の庭の部分は全てコンクリート施工にしたんです。
そして、運転席側にカーポートの支柱を立てるところだけ穴が開くような形です。
支柱用にこんなふうになっています。
コンクリートも固まり、ついに車を駐車してみることに・・・!!
「・・・・・・」
「う~ん・・・微妙??」
この時・・・・はっきりと確信しました!!
「あちゃ~!!やってもうた~!!・・・ちょっとこれは厳しいやんか~!!・・・」
つまり、カーポートを作ったとしても、運転席から降りて支柱の間をなんとか通り抜けることはできそうなんです。
ただし、それはよっぽど丁寧に車を駐車して、なおかつ少し車を斜めに駐車しなければなりません。
それが嫌なら、助手席側から乗り降りするなら問題は全くありません。
でも・・・私が想像していたよりもさらに気遣いながら駐車しなければならない!!ということがはっきりとしたわけで・・・
毎日、とても気を遣いながら駐車して乗り降りするなんてでるだろうか?
自分の性格のことだから、ちょっと疲れているときとかボーっとしてるときはきっと外壁や支柱に車がガシャーンといってしまうに違いないと!!
そして・・・「こんなことならカーポート付けるんじゃなかった~」とうなだれる自分が容易に想像ができたんですよ(笑)
それに、わざわざ毎日助手席側から乗り降りするのも面倒です。
カーポートはあきらめることにし、早速外溝業者さんにキャンセルを依頼しました。
画像のように今でも支柱用の穴が開いた状態になっています(笑)
家が完成した今、振り返ってみると・・・
実はこれと同じようなケースってどんどん出てくるんですよ~!!
細かいことも含めたらホントにいくらでもありますよ(笑)
今回のカースペースに限らず、家づくりでずっと思っていたことは・・・
手に取って見ることができるものではなく、形の見えない物を買う!!
それもべらぼうに高価なもので、あとで変更ができないものを買う!!
そしてそれに対する客観的な尺度がなく、快適性や体感という人それぞれの曖昧な尺度で測る部分のウェイトがとても大きい・・・
そう思うと「家づくり」ってホント難しいな~って思うわけです!!
読んでくださりありがとうございました。