建築中を振り返って ~使用木材について②~
こんにちは nao2です
前回の続きです。
あまりにも私のホワイトウッドへの抵抗感を見かねてなのか、営業Tさんから新たな木材の提案を受けることになりました。
それは「コアドライ」というカラマツを特殊な技術で乾燥させた木材です。
カラマツ材は、北海道ではなかりの生産量がある木材らしいのですが、ねじれが発生しやすく、狂いやすく、割れたりなどで、乾燥加工が難しい木材らしいです。
そのため、これまでは家の建築用材には使えないものとされてきたようです。
ところが近年になり、地方独立行政法人北海道立総合研究機構が中心となり、カラマツ材の内部(コア)までしっかりと乾燥させることで、カラマツのねじれは大幅に抑えられ、集成材と同等の寸法安定性が得られたということのようです。
「コアドライ」はこの技術により、角材が内部(コア)まで均等にしっかりと乾燥され、割れ、ねじれの少ない建築用材として使うことが可能となったそうです。
画像のように管柱のおそらく全て?だっだと思いますが「コアドライ」が入りました。(白いシールが貼ってあるの木が「コアドライ」です。)
画像のように、そして画像に写っていないところも含め、全体にわたって「コアドライ」が入りました。
さらに、土台などの重要なところはヒノキやベイマツを使い、H300以上の集成材のところは幸運にも「レッドウッド」が入ることになり、ひとまず安心することができました。
あ、でも・・・ホワイトウッドが決して悪いということではありませんよ。
実際のところ私は建築関係の仕事をしているわけでもなく、建築材の専門家ではないので、根拠もなく自分が勝手に心配していただけかもしれないです!!
ちなみに現在・・・「コアドライ」は供給が間に合わないとのことで取り扱っていないそうです。
営業のTさん、いいタイミングで紹介してくださりありがとうございました!!