はじめての家づくりで考えたこと~小林住宅 W断熱~

2017年11月、小林住宅のW断熱の家を新築。建築時から現在の生活まで思いつくまま気ままに書き綴ります。

Ua値0.41 C値0.27 太陽光発電とエネファームのW発電 ZEH住宅 外断熱(内基礎断熱)と吹き付け断熱の内外W断熱  
タームガードとエコボロンのW防蟻 在来工法耐震等級3 第1種換気システム「澄家」 

エアコンの間欠運転後の温熱環境

仕事を休んで娘の卒業式に行き、式が終わって帰宅中に、昼ご飯のことよりもエアコンを止めた室温のほうが気になって小走りで帰宅した  nao2です。




3月に入り、土日以外の平日は、タイマー設定で「朝8時~夕方4時までエアコンを止める」という稼働を続けています。




それで、今日は仕事を休んで娘の卒業式に行ったのですが、タイマー設定は平日設定そのままにしておいたんです。




ということで、、、朝8時からエアコンが止まった状態で、室内の温熱環境がどうなったのかを記事に書きたいと思います。




日時と天気、外気温について


平成31年(2019年)3月8日(金) 15時過ぎ


天気予報:晴れ


最高気温13℃ 最低気温4℃



ここ数日ではちょっと肌寒い日でしたね。



「澄家」のモニターでは、計測時の外気温は11℃





室内の温熱環境はどうだった??



1Fリビングの室温は21.6℃




他にも、画像はありませんが・・・


2Fホール 22.2℃


1Fリビングから一番遠い2F和室 20.6℃




こんな日でも、家中の室温が2℃以内でしかも快適な状態を保っています。




その後、タイマー設定の16時になってもエアコンをつけずに過ごしてみました・・・


それでも、18時の時点で室温は21.2℃でした。



どうしてエアコンを付けてないのに???・・・



やっぱり・・・日射取得のおかげ・・・ですね。




我が家では、窓の総面積の半分以上をあえて南側に配置しています。



つまり、1Fリビングだけでなく、吹き抜けの窓、他にも2Fはバルコニー・洋室の窓は南向きに配置しています。




これら全ての窓から日射取得ができるおかげで快適な温熱環境になっているというわけです。



もちろん、気密性能と断熱性能のよるものでもありますが、それだけではこの温熱環境は説明できないかと思います。





これから土地選びから家づくりをめざす方


もし、土地選びから家づくりを検討するなら、もちろん予算が許す限りにはなると思いますが、できるだけ日当たりのいい土地を選ばれることをお勧めします。




「日当たりのいい土地は、日射取得だけでなく採光も期待できるので、とても明るくて快適な居住空間が実現しやすい」という考えです。




実際に1年以上住んでみて、個人的な考えになりますが、、、



気密性能と断熱性能にこだわった家づくりはとても重要だとは思いますが、、、


「過剰過ぎる気密性能・断熱性能は要らない」と思っています。



個人的な価値観もあるし、予算が潤沢で光熱費との採算も度外視でもいいなら別ですが・・・



極端な言い方をすれば、「北海道の性能の建物が沖縄で必要なん??」ということです。




大抵の人は家以外にも人生設計があり、それぞれにお金が必要など事情があるわけで、家づくりにおいても限られた予算をどのように振り分けるかで悩みどころだと思います。






「少しでも予算をかけて日当たりのいい土地を手に入れることができるのなら、家の性能はその地域に見合った最低限の性能で十分!!」というのが私の考えです。




我が家のスペックは、HEAT20 G2レベルで、窓もサーモスⅡーHという低性能な窓です。決して超高性能な家っていうわけではありません。




でも実際に、高額で高性能の窓でなくても快適に過ごせていますし、光熱費も今まで公開してきたとおり、べらぼうにかかることもありません。



これだけのパフォーマンスを発揮できているのは「立地条件と地域に見合った最低限の性能」のおかげだと思っています。




あと、気を付けたいのが・・・


結露やヒートショックについて過度に煽ってくるブログを散見します。


確かに結露やヒートショックを考慮した家づくりは重要です!!


そこはそのとおりだと思いますが、過敏になりすぎも良くないと思いますね。




それぞれについてきちんと工夫したりケアすれば問題はないと思っています。



実際に我が家のスペックの家でも心配するようなレベルの結露になってないし、ヒートショックになるレベルの温度差でもないですから!!






今日も読んでくださりありがとうございました。

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