換気システムについて ~軽く見てはいけない~
こんにちは nao2です
みなさんは、部屋の換気や空気環境についてどんなふうにお考えですか??
今日は換気システムについて書いてみようと思います。
家づくりを始めた当初は、「高断熱の家で窓を開けて換気なんてしてたらエアコン代がもったいないやん!!でも高気密だから換気は要るやろうし、重要なのはわかるけど、とりあえず付いてたらええんちゃうの??」とまあこんな軽い認識でした(笑)
ほんとの意味で換気システムの重要性に気付かされたのは、初めて小林住宅の住宅展示場に行ったときで、その時に換気システムの凄さに驚かされた体験があったからなのです。
展示場に初めて訪問した時は夏で、営業のTさんに展示場内のモデルハウスで説明を受けながら案内をしていただきました。
展示場のモデルハウスはどこのモデルハウスと同じくらいの大きさでそこそこ広く、そしてその日はとても暑い日だったのもあってなのかエアコン2台が稼働していました。
「こんなに広い展示場なのに家庭用のエアコン2台でこれくらいの涼しさが得られるんだなー!!」と元々の期待値が高かったので想定内の納得という感じでした(笑)
ところがその後・・・とても不思議な体験が・・・!!
閉まっていたトイレや洗面所の扉を開けて中に入ってもなぜか涼しい!!??
え?なんで???・・・
ちなみに小林住宅の換気システムの標準仕様はマーベックス社製の「澄家」という機械です。
澄家の仕組みを簡単に説明すると・・・
第1種換気システムのため給気と排気の両方をモーターで制御します。排気はトイレや洗面所など臭いが気になったり空気が汚れやすい場所や各居室のクローゼットの中に排気口を設置し、それらの汚れた空気を吸い込むのです。
先ほどの話に戻りますが、扉が閉まっているトイレや洗面所では、臭いや汚れた空気を排気口から強制的に機械で吸い込み排気することにより、それにつられてクーラーが効いた涼しい空気が必然的に扉の隙間から引き込まれトイレや洗面所を涼しくさせるのです。
一方、吸気に関しては、外気がフィルターを通りながら強制的に機械で吸気され、排気との間で90パーセントの熱交換をし、それが床下を経由して1Fの床のガラリから供給されます。
展示場でのトイレや洗面所の体験があったおかげで「換気システムで換気は重要なのは当然、さらに空気の流れがとても重要だ!!」と考えるようになりました。
この体験からさらに「澄家」についてもっと調べてみようと・・・
そして「澄家」のほんとの凄さを知ることになりました・・・
次回は「澄家」の凄いと思うところを少し掘り下げてみたいと思います。