はじめての家づくりで考えたこと~小林住宅 W断熱~

2017年11月、小林住宅のW断熱の家を新築。建築時から現在の生活まで思いつくまま気ままに書き綴ります。

Ua値0.41 C値0.27 太陽光発電とエネファームのW発電 ZEH住宅 外断熱(内基礎断熱)と吹き付け断熱の内外W断熱  
タームガードとエコボロンのW防蟻 在来工法耐震等級3 第1種換気システム「澄家」 

勝手口の不満点について

こんにちは nao2です。



今回は勝手口の不満点について書きたいと思います。



↓ まずは我が家の外側の勝手口です。


勝手口からステップがあり、ステップ横にはゴミの選別に対応したゴミ箱をレイアウト。



これについては全く不満点はなく、むしろ動線的にもとても使いやすいという実感です。



じゃあ、どこが??ということですが・・・続いてもう1枚画像をどうぞ~


ここなんです。



2階部分の一部が45cmだけ軒のように出ています。


設計当初は、この部分がちょっとした雨除けになればいいな~と期待していたのですが・・・


せめて履き物だけでも濡れなければと思ったのですが・・・



全く役に立たないですね~


45cmでは全く足りません!!(笑)


雨の後には必ず履物が濡れてしまいます!!




履き物が濡れてしまうと、勝手口から家に出入りするたびに足を拭かなければならず、けっこうめんどうなんですよ(笑)




それに、家の中のゴミを外のゴミ箱に移すときに濡れながらというのも不快だということもあり・・・妻とも話し合った結果・・・



勝手口に屋根を付けることにしました!!



そこで「屋根のサイズをどれくらいにするか??」ですが・・・


無駄に大きくすると価格も上がります。




それと、先日の台風時に気づいたことなのですが、カーポートの屋根が大きくなれば風に強くあおられて壊れそうになっているのを見たのを思い出し、、、



「屋根が大きくなれば飛ぶかもしれないし、それよりももっと危惧したのは、外壁ピッタリに屋根を付けると、屋根や支柱のどこかが外壁にガツガツ当たって外壁が割れるかもしれへんな~」



そんなことも考えて


「ステップの部分とゴミ箱が雨にかからない範囲でええやろー」ということに。



これなら履き物は濡れないし、さらに濡れることなくゴミの移動作業ができ、とても助かります。




早速、懇意にしている外溝屋さんのSさんに見積もりをとり発注したところ・・・


先日の台風21号で修理が殺到しているらしくいつになるかわからないという回答。




「世の中がこういう状況なので、ほんとにいつでもSさんの都合のいい時にしてもらっていいから・・・その代わりちょっとだけ勉強してよ~」


と厚かましくもお願いしたのにもかかわらず、快くズバッと負けてもらいました!!


ありがとうございます!!



というわけで、完成したらまた記事にしたいと思います。



今日も読んでくださりありがとうございました。

昨日の我が家の様子と温熱環境

こんにちは nao2です。


秋本番ですね。


そして昨日はさわやかな秋晴れ!!


朝晩は冷え込んできて、昼間は暖かい感じの気候が続いていますが


我が家の様子と温熱環境について書きたいと思います。




まずは昨日、平成30年10月21日(日)の様子です。


大阪では・・・最高気温は24℃・最低気温は11℃、天気は晴れです。



↓ リビングの様子です(12時半くらい)


この時期になると、昼過ぎでも軒の下をくぐってこれだけ深く日が差し込んできます。



↓ 吹き抜け窓からも日が差し込んでいます。



↓ まぶしいので、日射を避けてもう一枚



秋本番になってから(涼しくなってきてから)のエアコンの稼働状況など


まず、、、


冷え込んでくる朝晩も含めて、エアコンは一切稼働させていないです。



今の時期は、、、


朝になるとシャッターやロールスクリーン類を上げて、夕方に帰宅時にシャッターやロールスクリーン類を下ろすという生活をしています。





昼間にたっぷりと日射取得をさせて、夕方以降に室内の温度をキープさせるという工夫をしています。





実際の室内の温熱環境はというと・・・(昨日のデータ)


 7:00⇒外気温は13℃でリビング室温は24.5℃・床下温度22℃


12:30⇒外気温は22℃でリビング室温は25.5℃・床下温度22℃


15:00⇒外気温は23℃でリビング室温は25.9℃・床下温度22℃


と、こんな感じになります。



ここ数日の室内の温度をチェックしていますが、、、



朝の外出時のリビング ⇒ 24.5~25℃くらい



夕方帰宅時のリビング ⇒ 26℃~26.5℃くらい



就寝時のリビング ⇒ 26℃~26.5℃くらい



ちなみに床下の温度は、一日を通してだいたい22~23℃あたりで推移している感じです。




夜の冷え込みがありますが、昼間の日射取得で十分に室内に蓄熱させているおかげで室温の低下もあまりなく、朝晩も快適に過ごせています。




また、リビング以外の2階も含めてどの部屋も、リビングの室温の±1℃くらいに収まっているので、家中どこに居ても快適です!!




帰宅してから翌朝外出するまで、家族全員が未だに半袖薄着で過ごしています。




この時期の生活で改めて感じたこと



「窓の性能や断熱性能に多額のお金をかけても、日射による影響のほうが大きいんちゃうの?」と考えさせられています。





実際の数値で計算していないのでわからないですが、体感的にはやはり日射は家の性能を凌ぐ影響を受けているな~と感じますね。






あくまでも私個人の考えですが、、、



「高性能の窓のために100万くらいものお金をかける価値はないな~」と考えています。






コスパが悪すぎで話にならないです!!




ただし、予算に余裕のある方や、コスパ度外視で快適性を追求したい方ならお薦めかもしれないです。







もし限られた予算でそれだけのお金をかけるなら、日射のコントロールに目を向けていろいろな対策をした方が安上がりでコスパにも有利だと考えています。





でも、一番大事なことは、、、



人それぞれ予算や家づくりの考え方や好みなどがあると思いますので、その人その人に合わせた家づくりをすすめるのが一番だと思いますね。




今日も読んでくださりありがとうございました。

我が家のインテリアコーディネート

こんにちは nao2です。


今回は我が家のインテリアコーディネートについて書きたいと思います。



小林住宅では打ち合わせ時にICさんが同席します。


我が家のICさんはKさんでした。




家づくりで、雰囲気やデザインをどんなイメージで考え、実際にどんなふうに表現していくのか結構悩みますよね。


家の間取りや形が決まってくると、その間取りにどんな設備や外壁やクロス等を合わせていくのか・・・決めていかなければならないものだらけです!!



Kさんとの打ち合わせでは、我が家の好みの「ナチュラルモダン」のイメージを伝え、それをもとに丁寧にヒアリングをしていただきました。


そして、その方向性に沿った提案や相談にも乗っていただきながら、一緒になって進めていった感じです。



具体的には、フローリング、キッチン、バスルーム、外壁など、全てのショールームにKさんが全て同行し、一緒にショールームのスタッフさんの話を聞きながら、アドバイスや相談にも乗ってもらったり、、、


他にも、照明計画についても対応していただき、予算に応じてきめ細かく提案していただいたり。




巾木や笠木の色の組み合わせや、クロスの組み合わせ、扉やドアの建材のデザインや色の組み合わせなどなど・・・決めることがほんと多すぎます。



そして何よりも一番わからないのが、、、


それらが合わさった時の全体的なデザインや色のバランスなど、、、


どんな仕上がりかなんて実際に見ることができないだけにほんとわからないです。


想像の中で決めていかなければならない難しさを痛感しましたよ(笑)




でも、こういうとき・・・


ICさんの力量が試される時なのだろうと思いましたね。


Kさんは、私や妻にわかりやすく、実際に見ることができないモノのイメージをできるだけわかりやすく伝えていく提案力!!


ここがKさんの素晴らしいところです。




我が家にだけ言ってたのかどうかはわかりませんが・・・
Kさんには提案の口癖みたいなのがあって・・・(笑)



「引くところは引きましょう、強調したいところや勝負したいところは大胆にいきましょう!!」と事あるごとに言ってたんです!!




私も妻もそこのところにすごく共感したんですよ!!



何でもかんでも主張するのではなく、引くところは引きましょうと。



脇役となるべきモノがコテコテと主張すると、なんかまとまりがなくしんどくなるな~というイメージもあったし



そもそも、コテコテした中にいるよりも、モノが少なくてシンプルとした中でしっとりと暮らしたいという考えがあったので共感できたのかもしれないですね。




ということで我が家の場合、強調したところや勝負したところは


「リビングのエコカラット」
「キッチン・カップボード・洗面台・バスルームのデザインと色」
「要所のアクセントクロス」


に絞ったんです。




Kさんの「引くところ」という言葉がピッタリとあてはまるシブいところなのですが



↓ ほんの一例ですがこれです ↓

雨樋に注目してください。


外壁の色に合わせて雨樋の色を変えています。


遠目から見ると雨樋の存在が目立たずいい感じです。


脇役の雨樋を見事に引かせています。


こういう細かいところの提案・・・好みなんです!!


↓ 次はこれです ↓


巾木や笠木は目立たせないよう、クロスの色に合わせて全て白を基調にしています。


しかし・・・エコカラットの縁の部分・・・ここだけは「こげ茶色の巾木」を提案していただきました。



「引くところは引きましょう、強調したいところや勝負したいところは大胆に!!」 



こういう細かいところにも見事に織り込まれていますね。



Kさんのこの言葉は、家づくりのアドバイスだけでなく人生の教訓までも授けてくださった深~い名言じゃないかな~と思っています!!



私自身も日頃から、、、


引くところは引き、勝負するところは大胆に勝負をして


謙虚でありつつも言うべきことはきちんと自分の考えを伝え


メリハリのある生き方をしたいな~と思います!!




今日も読んでくださりありがとうございます。

小林住宅の気密(C値)測定について

こんにちは nao2です。



今回は、建築中の時期まで戻りますが、気密測定について書きたいと思います。



小林住宅は外断熱をウリにするHMです。


外断熱=高気密・高断熱住宅をウリにしているわけですが、断熱性能については個人的には窓の性能がもう一歩足りないかな?と思っています。


しかし、気密性能については、あの一条工務店の基準レベルをはるかに超えるレベルに達しています。



気密性能を表す我が家のC値は0.27です。


これは、家中の全て隙間を寄せ集めても、ハガキの半分の大きさにもならない隙間というレベルです。




気密性能は、熱を外に逃がさないだけではなく、換気システムを正常に機能させるためにもとても重要です。


穴の開いたストローでは飲み物がうまく吸えないという理屈と同じで、気密性能が悪くなると換気による空気の巡りがうまくいかなくなるのでとても重要です。



これだけ重要な気密性能について


小林住宅では建築中に標準(追加費用なしで)で気密(C値)測定をします。



測定には、施主の私も立ち合い、測定業者さん、大工のYさん、営業のTさん、監督のSさんも立会いのもとで行われました。



気密測定は家の完成時ではなく、断熱材を全て貼り終わった時点で行います。
我が家はW断熱なので、外断熱の硬質ウレタンボードと内断熱の現場吹き付けの発泡ウレタンフォームを施工した時点で行うことになります。


わかりにくいですが、外断熱の硬質ウレタンボードが施工されています。


内断熱の現場吹き付けの発泡ウレタンフォームが施工されています。



本来は引き渡し時点で気密測定を行ってほしいところですが・・・


手直しが容易にできる石膏ボードやクロス・外壁がまだ施工されていない状態で行うんですよ。



我が家の場合、再施工することなく気密測定は一発でクリアできたんですが、大工のYさんの話によりますと「サッシ周りや家の形で凹凸が多い家は、断熱施工に結構手間がかかり難しい」と仰ってました。




外断熱は気密性能が出しやすいとはいえ、毎日のように建築現場で見ていて思ったことは・・・


高い気密性能を確保するためには、大工さんの力量と細かく気配りをした丁寧な施工がとても重要だな~と思いました。




今日も読んでくださりありがとうございました。

2018年10月分の光熱費

こんにちは nao2です。


ようやく秋本番という気候になってきましたね。


秋が深まってきたので、もうそろそろ台風も来ないような気もしています。



朝起きて、HEMSのスイッチを入れたらこんな表示が!!



一瞬「壊れた?!!」と思ったのですが、ちょっと嬉しい演出です(笑)


不覚にも機械からサプライズを受けるとは・・・


ありがとう!! 


って誰に言ってるねん(笑)



家の引き渡しは10月末だったのですが、おそらく工事中にHEMSを接続した日が1年前の今日だったんでしょうね。




さて、2018年10月分の光熱費を公開したいと思います。



この1か月は、エアコンについては暑いと感じたときに時々、間欠運転で稼働させたという感じです。




以前から記事に書いていますが、、、、


まだ売電が始まっていません!!


売電に関する住所変更の手続きがまだ終わっておらず、もうそろそろ6か月が経過しようとしているので、間もなく売電開始かと思っています。




この推移で冬のエアコン代のことも考慮すると、年間光熱費は13万円くらいになるかな~と予想しています。


もちろん、これから寒くなってもエアコンは一切ケチることなく、快適性を最優先にしてどんどん稼働させようと思っていますよ(笑)




我が家のスペックでこの光熱費は高いのか安いのかどうなんやろ??と思いますが・・・


他と比べてないのでわかりませんが、参考にしてもらえたらと(笑)


今日も読んでくださりありがとうございました。