はじめての家づくりで考えたこと~小林住宅 W断熱~

2017年11月、小林住宅のW断熱の家を新築。建築時から現在の生活まで思いつくまま気ままに書き綴ります。

Ua値0.41 C値0.27 太陽光発電とエネファームのW発電 ZEH住宅 外断熱(内基礎断熱)と吹き付け断熱の内外W断熱  
タームガードとエコボロンのW防蟻 在来工法耐震等級3 第1種換気システム「澄家」 

我が家の1年点検②

こんにちは nao2です。



今回は、前回の「我が家の1年点検①」の続きです。



予め、対応をお願いしたい項目をレジュメにしてアフターのSさんに渡し


それに沿って順に家中を確認して回ったんです。



対応を依頼したところ


クロスの隙間や浮き


キッチンの引き出しのずれ


その他(軽微なところ数か所)



建築後の木の乾燥や収縮などで起こるクロスの不具合や、ちょっとした調整を要するものばかりで、程度としても全て軽微なものばかりでした。



新築後、特に冬場は家の中が乾燥するので、こんな感じでクロスに隙間ができます。



施工不良とかではなく、新築の家ではどの家でも起こり得るので、予め想定した上で対応してもらうのがいいと思います。





今後の対応と予定


今回は不具合の立ち会い確認だけで、日を改めてほとんどのところを補修していただくことになりました。


ちなみに、1年点検が終わると、次は2年点検になるそうです。




1年点検など定期点検でいつも思うこと・・・


私の性格なのか・・・


「あまり細かいところを言うと、重箱の隅をつつくみたいなことになるんちゃうか?」


「あれもこれもあまり言い過ぎるのはさすがに気が引けるな~」



と、相手の方はどう受け止めているのかはわからないけど、自分なりにはとても気を遣っているんですよ。



小林住宅関係者のみなさま、、、ふだんは色々と言ってますが、心の中ではそういう気持ちでいるんですよ!!



クレーマーみたいになるのはいけないので節度は守りたいと思いながらも、でも、言わなければならないと思ったことはちゃんと言わないといけないし・・・



なかなかそのあたりの線引きって難しいと思いませんか??




でも、よ~く考えたうえで至った結論は・・・


定期点検や疑問に思った事に対して、ジャッジメントをするのは自分ではなくHMだということ!!



つまり、施主の自分が不具合だと思った事について選別するのではなく、全て出してHMにジャッジメントしてもらえばいいと思ったんです。




当然、相手の立場もあり、会社としての判断基準があると思いますので、そこはきちんとHM側から納得ができる説明をしてもらったらいいと思うんです。




とは言いながらも、ホントに細かすぎるところはやっぱり躊躇してしまって出せてないところもありますけどね(笑)




今日も読んでくださりありがとうございました。

我が家の1年点検①

こんにちは nao2です。



つい先日、我が家の1年点検のため、アフターの方に来ていただきました。



アフターの担当はSさんという方です。


上の挿絵のようなとても感じの良い、実際に話してみてもとても誠実な方でした。




家の引き渡しは2017年10月末だったので、とっくに1年が経過していたのですが、私からあえてこの時期に点検をお願いしたんですよ!!



なぜこの時期に点検を変更したのか


この時期に点検をずらしてお願いしたのには2つの理由があるんですよ。



一つ目の理由


新築の家、特に高気密高断熱の家は、冬場になると室内が乾燥気味になります。




家が完成して家の中が乾燥する季節になると、木の収縮や乾燥などによりクロスの浮きや隙間が起こりやすくなります。


これらのクロスの不具合は決して施工不良によるものではなく、どの家にも当たり前に起こり得ることです。



ここまで話すとお分かりだと思いますが、、、


1年の節目の秋に1年点検を行うよりも、家の中の乾燥によってクロスの不具合が起こりやすい冬にまとめて対応してもらうほうが合理的だと考えたからです。




二つ目の理由


冬場の温熱環境をアフターの方にも体感してもらって不具合等がないかを確認してもらうためです。


我が家は外断熱工法なので、床下から屋根裏まで全て断熱内の環境です。



日頃から色々な場所の温度を記録しているので、そのデータをもとにきちんと性能が保持できているのかを確認をしてもらいたいということです。



1年点検の日程調整


我が家のように1年点検の日程を柔軟に対応してもらえるなら、、、



クロスの不具合が起こりやすい冬とか


他に何か気になっているところがあれば、その経過観察に区切りがついた時など



そういうタイミングに対応してもらえるほうが効率がいいと思います。



次回は1年点検で、実際に不具合を提示した個所について書きたいと思います。




今日も読んでくださりありがとうございました。

シャッターは防寒になるのか??②

こんにちは nao2です。




以前の記事で、シャッターの防寒性について書いたのですが・・・



窓の温度を計測する方法で検証するのは難しいということで頓挫していたのですが・・・


諦めずに、シャッターの防寒性を裏付けるデータはないかな~と探し続けていたんです。




そしたら・・・




なんと!!




とても興味深いブログを見つけることができました!!



というタイトルで、akiさんという方のブログです。



akiさんはご自身の電気代を分析して、節電についてとても熱心に研究されています。



掃き出し窓のシャッター全閉め、階段のロールスクリーン全閉め、洗面室上下窓の寒さ対策などについて書かれてますが、私も窓周りのこれらの対策についてはとても共感します!!



この記事の中で「掃き出し窓のシャッター全閉め」について興味深いところを見つけたんです。
  ↓    ↓    ↓    ↓    ↓






以下、akiさんの記事から一部抜粋(青字で表記およびグラフ)しながら紹介します。


●シャッターなし(1月3日・晴・最低気温1.7度)



●シャッターあり(1月27日・晴・最低気温マイナス1.2度))


シャッターを下ろした17時前後から24時頃までは消費電力が安定するようになりました。


1/27の方が気温も氷点下まで下がりましたが、室温を保てているようで消費電力が安定しています。


ただ、両日とも一旦エアコンを切って、深夜に着け直しているのでひどい消費具合ですね( ;∀;)




akiさんの記事にもありますように、1月3日と1月27日の気温差は予報の上では約3℃の開きがあります。



実際にその場の気温は測定はされてないですが、予報上でも3℃程度の開きがあるということは、おそらくそれなりの気温差はあったものと想像しています。






深夜にエアコンを切ったり入れたりの時間やその時の温熱環境などわからないこともあるので「あくまでも可能性がある」という話になるのですが・・・




両日の17時前後から24時ごろのところ、注目です!!


エアコンが稼働されている同条件の時間帯で、1月27日は1月3日よりも気温が低いという状況にもかかわらず、akiさんが書いているとおり消費電力が安定しています。




つまり、消費電力が安定しているということは、防寒に効果があるとまでは言えないにしても「「消費電力=室温」に何らかの影響を及ぼしている可能性がある」と考えられます。





それともう一つ、、、同時間帯の消費電力量にも注目です!!


1月27日は1月3日より寒かったはずなのに消費電力量が安定しているだけでなく、消費電力量自体も少なくなっています。



これはずばり「シャッターが防寒になっている可能性がある」と考えられます。





あと、シャッターを閉めている全時間帯(17時からシャッターを開ける翌朝まで)の消費電力量にも注目です!!



夜中に一旦エアコンを切っていたり、、、それと、グラフを見て推測すると、おそらく両日の朝にエアコンを切る時間がそれぞれ違っている???など・・・条件が違うところがありますが、、、



グラフでは「気温差がある割には時間帯の電力消費量の合計はほとんど変わらない」ように見受けられます。




これも「シャッターが防寒になっている可能性がある」と考えられます。





このデータだけでは説明がつかないところもありますが、少なくともシャッターが室内の温熱環境に何らかの影響を及ぼしている可能性を示すデータであると言えるのではないでしょうか??




断熱気密性能に劣ると言われている掃き出し窓や引き違い窓も、もしシャッターが付いているなら、防犯上だけではなく防寒として活用できる可能性も高そうですね。



我が家では元々、夜はシャッターを閉める習慣があるので「ついでの取り組み」のようになっていますが(笑)





今後とも、シャッターの防寒について何か見つけることができたら記事にしたいと思います。





最後に・・・


akiさん、貴重な情報を使わせていただきありがとうございました。





今日も読んでくださりありがとうございました。

2019年2月分の光熱費①

こんにちは nao2です。



今回は我が家の2019年2月分の光熱費を公開します。



エアコンは12月1日からずっと1Fリビングのエアコン(14畳用)1台だけの24時間連続稼働を続けています。



おかげで「家中のどこに居ても快適に過ごせるという暮らし」ができています。



売電はもう少し先に通知が来ますので、とりあえずはガス代と電気代のみの公開です~



2019年2月分のガス代と電気代





エアコンの稼働状況と暮らしぶり


先月と比べ寒い日も多く、エアコンを微調整して温度を上げることも多かったのですが、金額的にはあまり変わらなかったようです。





我が家では、特にエアコンの稼働については一切の我慢とか節約とかという意識もなく快適性を最優先した暮らしをずっと続けているのですが、、、



リビングをはじめ室温が高いところで23~24℃くらい、エアコンの暖気が届きにくくなる室温が低いところで20~21℃くらいの温熱環境で暮らしています。



高気密高断熱で暮らしている他の方々よりも室温は気持ち高めかもしれませんね。



実際のところ、家に居る時の私の服装は、上は薄手の長袖1枚、下はスェットに裸足という感じで過ごしていることがほとんどです。



「もうちょっとエコな生活を心がけろよ~」と言われそうですね(笑)




今日も読んでくださりありがとうございました。

雪が降る朝、我が家の温熱環境

朝に目を覚ますと、どうやら昨晩に妻からのメールの着信があったようで「ゴミ出しよろしく」というメッセージを見て、横で寝ている妻を後目に見ながら、仕方なく起きてゴミ出しから戻ってきた nao2です。



思いついたときにはこんな冒頭で始めてみるのもいいかなと思い始めています(笑)




ゴミ出しに外に出ると、なんと・・・雪がけっこう降ってたんです。


今年の冬では一番よく降っているな~という印象です。


でも、ここは兵庫県南東部・・・めったに積もることはありませんね。



というわけで、こんな日の温熱環境を公開したいと思います。


雪の日の我が家の温熱環境と窓の結露

平成31年(2019年)2月11日(月) 7時30分ころ


天気予報では雪のち曇 最高気温8℃ 最低気温2℃



我が家での外気温は3℃です。



1Fリビングの室温は22.9℃



2Fホールの室温は22.4℃





エアコンがあるリビングから一番遠い2F和室のFIX窓と縦滑り窓をまとめて覆ったブラインドカーテンです。


ちょっと前までは寝る時に結露対策のために窓の下を少し開けていたのですが、最近は全閉にしています。




ブラインドカーテンを開けてみるとFIX窓はこんな感じです。


ちなみに和室の室温は21℃です。


この部屋は我が家では最も結露が起こりやすい場所なのですが、全く結露が見当たりません。



けっこう雪が降っているのですが・・・画像になるとわかりづらいですね



同じく和室の縦滑り窓です。


こちらも結露は全く見当たりません。




結露は気温だけで起こるわけではないので目安に過ぎませんが、この秋口から毎日のように観察していると、外気温が5℃以上の時には結露は発生しないですね。


3~4℃よりも気温が下がってくる今日のような気温の日になると結露が発生するかしないかという感じになってきます。


なので、これらの状況をトータルすると、週に1~2回くらいの頻度で結露が発生する感じになります。


結露の程度は、最も酷い状態の時でもせいぜい窓ガラスの下端部分に2センチくらいの程度です。




窓の温度を計測


和室では家族が寝ていたので、1Fリビングの掃き出し窓で温度を計測してみました。



一番温度が低い箇所となる掃き出し窓のサッシの下の部分 9.8℃


ちなみに我が家の窓は「アルミ樹脂複合サッシのサーモスⅡーH(アルゴンガス)」


いわゆる低性能と呼ばれている窓です。



同じく掃き出し窓のガラスの下の箇所 15.7℃





サッシの部分も肩くらいの高さで測れば 12.4℃


下部と比べたら3℃くらい高くなりますね。



同じく肩くらいの高さのガラス部分 20.6℃


こちらは下部と比べたら5℃くらい変わってきますね。



でも、どこのご家庭もそうだと思いますが、夜はカーテン類を閉めることで表面温度は21~23℃くらいになるし、結露もないので特に問題はありません。


窓の性能をカーテン類がきちんと補ってくれているのがわかります。



他にも画像はないですが、壁や床は21~23℃くらい



壁・床・窓まわりと室温ともにほぼ均一な感じになってますね。




窓が低性能だと嘆く前に、それを補う工夫を!!


ちょっと元気になる前向きなタイトルですね(笑)


別にカラ元気でもなく、データも取りながらリアルに体感しているからこそ付けたタイトルですよ!!



窓が低性能でも結露の程度がさほど心配ないなら、カーテン類を使えば表面温度は壁や床の温度と同程度にでき、グーっと快適度は上がると考えています。



他にもシャッターがあれば組み合わせるのもいいと思います。(これはきちんと検証ができてないのでわかりません。理屈では効果あり?)





我が家の生活パターンで考えてみると・・・



もともと夜はカーテン類を閉める生活をずっとしていたので、たとえ窓の性能が低くても室内に影響することはあまりない状態だと言えます。



昼間はカーテン類を開けて日射を取り込むので、これも低性能の窓でも影響がないと思われます。



ただし、曇りや雨の日の昼間は日射取得の期待ができないので、そこは窓の影響を受ける形にはなりますが、そもそも昼間は夜と比べて気温が高いのでその影響は限定的だと思っています。




今日も読んでくださりありがとうございました。