気密テープについて思ったこと ~実際の現場で・・・~
こんにちは nao2です
前回の気密テープについて思ったことの続きを書きたいと思います。
前回に書いたとおり、気密テープについてメーカーによる特長を見る限り、季節の温度変化にも影響がなさそうだし、50年総統の使用に耐えるというこなら耐久性は気にすることもないかな?とも思います。
やっぱり私にとってはとても気になるところなので・・・
実際の施工をじっくり注意して見ていました!!
そこで思ったことは・・・
- 気密テープは、テープの上から透湿防水シートと外壁が覆うので、テープの紫外線劣化については大丈夫そうだなと思った。
- テープの縦貼りの箇所は、ほとんど全てが胴縁で上から押さえられた状態になっているのが確認できたので、そこの箇所は、仮に経年劣化したとしてもまず剥がれることはありえないだろうと思った。
- 断熱材や柱のピッチなどの施工の寸法上、断熱材の継ぎ目をテープで施工するところの奥には柱がくるようになっているようなので、そこが隙間にはなりにくい構造なのかなと思った。
全くの素人見解なので、当てになるかわかりませんが・・・(笑)
一方で、例えばサッシまわりの施工などそれぞれの個所に応じて、テープを貼る順番や色々な手順があるらしく、外断熱の施工を熟知した大工さんがその手順どおり、それも丁寧にきちんと施工することでようやく気密性能が確保されるのだろうと思いました。
気密テープの劣化は、将来のC値の悪化に直結すると考えているのですが、数年後にC値を再測定して数値は把握できたとしても、実際にテープの劣化具合を見ない限りわからないことですが・・・
ただ、今一番印象に残っているのは気密測定、つまりC値計測の時、大工のYさんがとても緊張していたことです。
測定が終わって、この時点では「0.3」とわかった時、Yさんがホッした表情だったのを見て「やっぱり施工がとても大事だ!!」と改めて感じました。
気密測定のことはまだ続きがあるんですよ。
また書いてみたいと思います。
読んでいただきありがとうございました!!