はじめての家づくりで考えたこと~小林住宅 W断熱~

2017年11月、小林住宅のW断熱の家を新築。建築時から現在の生活まで思いつくまま気ままに書き綴ります。

Ua値0.41 C値0.27 太陽光発電とエネファームのW発電 ZEH住宅 外断熱(内基礎断熱)と吹き付け断熱の内外W断熱  
タームガードとエコボロンのW防蟻 在来工法耐震等級3 第1種換気システム「澄家」 

耐震性能について考えたこと

こんにちは nao2です 



みなさんは、耐震についてどんなふうにお考えで、どんな工法で建てられましたか?



HM巡りをしているときに思ったのですが、どこのHMでも耐震については熱心にPRをして、いろいろと工夫をされていますよね。
使っている木や金具などの材料、ダンパーなどの免震装置、建て方の工夫など・・・



工法だけを単純に取り上げてみれば、2×4や2×6は在来工法と比べると地震に強い家だと言われているようですが、工法だけで優劣が決まるほど単純なものでもないようです。



木材や金具等の材料、きちんとした計算のもとにバランスがとれた補強、それに何よりも実際の大工さんの手によって適切に施工されているかなど、色々な要素が組み合わさっていなければならないのだと考えています。




ちなみに我が家は在来工法で建てました。
当初は断熱性能、耐震性能、コストを考えれば、2×4か2×6がいいのかなと個人的には考えていました。



しかし、小林住宅ではたまたま在来工法を採用していたこと、外断熱をしているHMで2×4や2×6を採用しているところが地元にはなかったこと、それときちんとした材料を使って適正に建てれば工法は特に問題はないのでは?と考え在来工法で建てることにしました。



とは言うものの、家づくりの本来のきっかけが「地震に強い家」を建てたいと強く思っていたので、耐震性能を表す重要な尺度である「耐震等級3」の家で建てたいということを営業のTさんに真っ先に伝えました。



今でも覚えているのですが、営業のTさんは「「耐震等級3」の家は頑丈にできているので、頑丈にしすぎると却って地震で揺らされたときに揺れの力を逃がしきれず、壊れてしまうこともあるので一概にはいいとは言えないですよ」と・・・



たしかに「耐震等級3」は家の耐震性能を表わす尺度に過ぎず、地震で倒壊するしないを表わすものではないので、これについては人それぞれ色々な見解があるものだと思います。
なので、Tさんの言うことも一理あるのかもしれません。




しかし、私の中で一番重要視しているのが、地震を想定した家の研究や実験、さらに過去に実際に起こった地震による被害状況等のデータ等に基づいて総合的に考え、できるだけ安全と思われるものを選ぶということです。


「絶対に壊れない」ということがないからこそ、そういう選び方をしたということです。



最近の事例では熊本地震後におけるある悉皆調査によると、熊本県の益城町で「耐震等級3」の家で16軒中、軽微な被害が2軒で残りの14軒は無被害という調査結果もあります。



そんなことで「耐震等級3」での家づくりを進めたのですが・・・



次回はその後、建築時までのことを書いてみたいと思います。

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