今年の高校野球は面白い!!
こんにちは nao2です。
高校野球もあと2日を残すのみとなり、もうすぐ高校野球が終わると思うと、同時に秋の訪れを感じさせられるようになります。
今回は今年の高校野球について書きたいと思います。
私は子どものころから高校野球が好きで、けっこうテレビにかじりついて観ていたほうです。
大人になった今でも、たまたま観ていた試合の注目選手やお気に入りの学校が出ていたりすると、年によっては気を入れて観たりする感じになっていますね。
お気に入りの学校・・・
これは後付けでもなんでもなく私のお気に入りは、今とても注目されている秋田県代表の金足農業なんです。
実は34年前からずっとお気に入りだったんですよ。
毎年、地方大会が始まるとお気に入りの高校の勝敗を新聞やネットでチェックしては一喜一憂しているのですが(笑)
もちろん金足農業も毎年地方大会からチェックしていましたね(笑)
そんな金足農業が久しぶりに今年の記念すべき第100回の甲子園に出るということで注目していたんです。
どうして金足農業がお気に入りになったのかと言うと、遡ること34年前・・・
この頃の東北勢の高校は今のように越境入学が盛んではなかったせいか、1回戦2回戦あたりで敗退してしまうのがほとんどという感じでした。
雪による練習量の不足、学校数の少ない地方大会、地元志向、さらに強豪と言われる私学が東北には見当たらなかった時代だったと思います。
こんな時代に東北秋田県から初出場でしかも県立の農業高校!!
そんな農業高校があれよあれよと勝ち進むにつれて・・・
当時、私の心は一気に鷲掴みにされましたね(笑)
そして準決勝のPL学園戦、、、
私の中であの試合は今でもとても心に残る名試合です!!
もちろん、当時の試合はリアルタイムで観ましたよ!!
それも、あとで振り返りを見たいと思いビデオで録画しながら観ていたというくらい気持ちを入れ込んで(笑)
相手は桑田、清原を擁するPL学園。
強豪私学も多い激戦区の大阪代表。
しかも圧倒的な力で優勝候補筆頭と言われた野球の名門校。
対するは東北の公立校で初出場。
でも、今年の吉田投手のように、当時の金足農業には水沢という絶対的エースがいて、あのPL打線を見事に抑えていたんです。
一時は2-1で勝ち越していて「もしかして勝つんちゃうの??!!」と思い始めた矢先の終盤・・・
後にその水沢投手が「清原よりも桑田の方が怖い」みたいなことを言っていたとおり、清原は完全に抑え込んでいたのですが、桑田に逆転を許す2ランHRを浴びて3-2の惜敗。
そんな名試合から34年後、一昨日の準々決勝の近江戦。
高校野球は準々決勝が一番面白いとされていますが、まさに私の中では一昨日の近江戦は心に残る名試合でしたね。
近江の見事な継投策で劣勢2-1で迎えた9回。
9回ノーアウト満塁からのスクイズ成功で同点!!
「とりあえず負けはなくなったぞ!!」と思った瞬間・・・
2塁走者までも本塁突入、間一髪セーフのサヨナラ勝ち!!
どうやらスクイズのサインは出ていたものの、2ランスクイズのサインまでは出ていなかったようです。
2塁ランナーはかなりの俊足で、これまでの試合などで2ランスクイズの走塁のタイミングや距離感を体感していたのと、たまたまバントが得意な打者に回ってきたこともあり、独断で狙って突入したとのこと。
ほんとに見事な2ランスクイズだったに尽きます!!
金足農業は県立高校ということで、選手全てが県内出身というからさらにびっくりです!!
なぜか昭和の懐かしさをも感じさせる雰囲気があるチームですよね。
そんな学校が、私学強豪校と互角に戦えるところ、そしてその戦いの先はやってみないとわからないというところに高校野球の魅力や面白さを感じますね。
さぁ、今日は東京の強豪私学の日大三校戦!!
そしてもう一つ注目したいのが、この試合の前のレジェンド始球式になんと桑田真澄さんが投げるらしいです。
なんというドラマチックな展開!!
34年前の同じ準決勝で金足農業と対戦したPL学園の桑田さんが始球式なんてまさに何かの因縁ですよね!!
仕事のため試合が観れないのが残念ですが、ここまで来たら頑張って決勝まで勝ち進んでもらいたいです。
今日も読んでくださりありがとうございました。