はじめての家づくりで考えたこと~小林住宅 W断熱~

2017年11月、小林住宅のW断熱の家を新築。建築時から現在の生活まで思いつくまま気ままに書き綴ります。

Ua値0.41 C値0.27 太陽光発電とエネファームのW発電 ZEH住宅 外断熱(内基礎断熱)と吹き付け断熱の内外W断熱  
タームガードとエコボロンのW防蟻 在来工法耐震等級3 第1種換気システム「澄家」 

窓について考えたこと⑨ ~窓の大きさ~

こんにちは nao2です。



今回は窓について考えたことで続きを書きたいと思います。




窓やサッシ以外の他の要素を抜きにして、純粋に開口部の断熱性能を上げる方法を考えてみました。



私なりに思いあたるのは・・・


・窓やサッシをスペックの高いトリプル樹脂サッシにする


・窓の面積をできるだけ小さくする


・窓の方角を考慮する


・窓の種類を考慮する


窓やサッシそのものだけで考えるならこれくらいじゃないかな~~?



我が家では、予算の事やコスパの関係で高性能のサッシはあきらめ、「窓の面積をできるだけ小さくする」「窓の方角を考慮する」「窓の種類を考慮する」の部分についてはお金をかけずにできることなので、その方向でいろいろと検討することにしたんです。



そこで今回は「窓の大きさと方角」について書きたいと思います。




まず最初に考えたことは「窓の大きさと採光のバランス」です。


断熱性能のことを中心に考えるなら、基本的には必要以上に大きすぎる窓はつけない方がいいと思っています。


かと言っても、採光のことを考えると小さすぎるのもいけないと思うので、そこのバランスをよく考えないといけないな~と思います。




それと、以前に記事にしましたが、個人的には「北側に窓は不要」だと思っています。



逆に日が当たる南側は「日射取得」を期待して、大きな窓を付けることを考えてもいいのかなと思ったんです。


断熱性能に少し劣る窓であっても、それ以上に日射取得が期待できるのなら光熱費の削減に大きく寄与し、トータル的にはプラスになると考えたからです。




さらに今になって言えることなのですが、新居の生活が始まってから体感できたことがあるんです。



それは・・・冬場に部屋の中に差し込むフローリングに何度か手を添えてみたんです。
「暖かい!!」と・・・たぶん誰でもはっきりと感じ取ることができます。



「日射取得」は自分が想像していた以上に効果があると体感したんです!!




しかし、「日射取得」は同時に夏場の「日射遮蔽」のことも十分に考えておかなければならないとも思っています。



このことは前にも記事にしたのでここでは割愛しますが、まだ他にも対策をしていますのでまた記事にしたいと思います。




我が家では日射取得を想定して、南側には大きい窓を複数個所採用をしました。


ちなみに、我が家の方角別の窓の面積の割合ですが、窓の面積はトータルで19.1㎡で、施工床面積は40坪、延床面積は31坪くらいです。


窓面積19.1㎡は一般的な家と比べるとけっこう少ないのではないでしょうか?



さらに我が家の方角別の窓の面積の割合は・・・


南    53.0%
東と西       41.5%
北      5.5%


となっています。



南側一方向だけで窓面積全体の半分以上、北側が僅か5%というところ、そして窓の全体の面積が必要最小限の19.1㎡というところが、我が家が窓の大きさや方角についてこだわった結果です。


窓のスペックを上げることはできませんでしたが、他の項目については自分なりには対策ができたかなと思っています。



今日も読んでくださりありがとうございました。

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